和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

言い回し

同じような事を言ったとしても言い回しで心象が変わるよねという話。

2011-09-11 09:19:05
入力時間 / 11:34

コンビニとほっともっとが大好きな和田ですが、冷たいもの(主にプリン)とあったか~いものを問答無用で一緒に入れられるのを殊の外嫌っています。そこで店員の確認のバリエーションについて考えてみた。大別すると以下の3パターンであると思われる。

1.暖かいものと冷たいものを別々の袋にお入れしてもよろしいですか?
2.暖かいものと冷たいものを一緒の袋にお入れしてもよろしいですか?
3.確認しない

私の中でもっとも心象がよいのは1番だ。その理由を説明しよう。

別々にすることが前提か否か

1番に関しては「別々に袋に入れる」ことが前提の確認であり、2番は「一緒に袋に入れる」ことが前提である。付け加えて言うのであれば1番は「別々の袋に入れることに対しての煩わしさをお客様に対して確認する」という行為であるとも取れるわけです。転じて2番は「袋を一緒くたにしてもOK?」というショートカット的なニュアンスと取れなくもない(※もちろん商品にもよるけれど)。なので私は1番の言い回しが最も好きだ。

当然だが私は1番の言い回しをされたなら「いいえ、一緒に入れていただいて結構です」と答える。細かすぎて本当にすいません。自分でも今書いていてアナルの狭さナノの如しやなと思いました。

でもこういう細かい「言い回し」ってすごく大切だと思うのよね。相手の受け取り方や受け取る能力にも依存するけれど、言い回しというのはつまり発言する上で、相手へどう伝わるかを考える配慮だと思うの。配慮とはつまり気配り。自分の発言を相手により正確に受け止めてもらうための気配り。大切だよねぇ。

舌禍事件等々もそうですけど、こういった「発言(発信)」といった外界へ情報をpostする時に、そのプロトコル(外交儀礼)を考慮せず、自分自身の主観でpostするからエラーが発生するんだと思うのよ。WebでもおんなじでAPIでもTCP/IPでもなんでもそうだけど、プロトコルというのが標準化されて規格化されているわけじゃないすか。それを無視して通信など成立しない。

本当に細かい話だけど「言い回し」って私はとても大切な事だと思うですよ。

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