和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

人を好きになるのが難しい時代 と少子化

ふと思った。今の時代は半世紀前より遥かに「人を好きになることが難しい時代なのではないか」と。そしてそれが少子化の一因なのではないか、と。

2025-07-13 22:30:55
入力時間 / 09:51

私は人を嫌いになることがない。苦手だなぁと思うことはあっても人を本質的に嫌いになることはないのです。これは一種の才能のようなものだと私は思っていて、すごくラッキーな能力だなとも思いっています。

嫌いになる人が多い

まぁ対象は人に限ったことではないんですが「嫌い」になる人が現代社会では多いと感じます私は。私の印象では「とても簡単に嫌いになっちゃう」感じ。「嫌い」のしきい値が低いイメージというのかな。

おそらくそれは減点方式で物事を評価するタイプだからではないかなと。100点満点が基準で、欠点を見つけてはどんどん減点していく。だから好きになれないし、すぐ嫌いになっちゃう。人に限らず商品でも食べ物でもレビューでも。そういう思考だと「好きが多い人生」ではなく「嫌いが多い人生」になっちゃいますよねどうしても。だって欠点がないことってないから。

ではなぜ減点方式になるか

というと、おそらく基準となる情報が多く存在し、それを多く見聞きしているためではないかなと思うんです。クソみてーに情報が多い世の中。いろんなところから情報を収集しそれが自身の中に基準であったり常識のようなものを形成しますよね。

そしてその基準や常識のようなものと比較してしまったらもうおしまいです。その基準は自分で作っているかのように錯覚しますが、大半はインターネットやメディアからもたらされたものであることは疑いようがありません。

情報爆発以後の世界に適応できていない

ということでまぁ過去にも何度か書いていますが、今の人類は情報爆発以後の世界に対応していない。少なくとも無防備に情報を接種しすぎで、それが自身の幸福を大きく遠ざけているのでは、と私は思います。

人もそうだし、商品でも、事象でも、なんでも何かを見るときはニュートラルな視点で見ないと適切な評価って難しいと思うんです。でもそういうことって学校では教えてくれないんですよね。

私は少なくとも「嫌いが多い人生」よりも「好きが多い人生」がよい。できることであれば、多くの人が好きが多い人生を送れたらなぁと思うのです。

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