和田憲幸のブログ

命が失われるってのは基本的に理不尽ですよね。いくらそれが必定といえど、生あるものとしてそれは到底納得のいくものではないですよ。私の父が亡くなった時も、父はいい歳ではあったけど理不尽に感じた。

たとえそれがどんな終わり方であったとしても、やっぱり死というものは多くの場合、理不尽に訪れるものなのかもしれない。理不尽じゃない死というものに巡り合う機会は極々稀なのかもしれない。

ということは、いつか自身に訪れるであろう理不尽な死に備えておく必要があるんだろう。まぁ40歳を過ぎたらいつ死が訪れても不思議ではないから、理不尽といえるかどうかは定かではないが、それでも突如としてやってくる死に相対したとき、生を離れるその刹那に「いい人生だった」と僅かでも述懐できるような生き方を目指すべきなんじゃないかなと。

常時死に備えることは難しいけど、基本的な方向性として死に備えることはできる。もういい歳なので、いろいろな覚悟と準備をしていきたいと思う。