日本の経済のために
選挙前ということで政治がらみが連投ですいません。
2012-12-15 13:39:59
入力時間 / 16:30
「消費税増税反対」とのたまっている政党は多くありますが、消費税を増税せずに「行政のムダを徹底的に無くす」「富裕層・大企業の増税で財源をつくる」などを検討されているそうです。あれ、デジャビュ?なんか同じような事を言っていた人たちがいたような。
今、日本企業がデフレと円高で疲弊しきっているところで大企業の増税とかスゴイことを考える人もいたものだ。納税というものは回避しようと思えば結構簡単に回避できる。例えばAppleやGoogleなんかはかなりの額の納税をうまい方法で回避している。これは個人も同じような手法がありまして、アレコレやることで合法的に「節税」することができる。しかも簡単に。
富裕層や法人への増税を敢行すれば富裕層・法人の多くはGoogleやAppleと同様にそれを回避することになるだろう。結果としてキツい思いをするのはその下の層になるわけだ。EU諸国でもこの納税回避という「行き過ぎた節税」に頭を悩ませている。という事例があるのにこういう事を言えちゃう政党ってスゴいですよね。
その場しのぎでは経済は良くならない
日本の景気対策を含めた政策はモグラ叩きみたいなもんで、その場凌ぎが多すぎると思うのだ。国内需要だけで日本経済が回るわけでもあるまい。今まで以上に国外を念頭に置いて経済を動かして行かなくてはいけないこの時期に、その流れをせき止めるような政策はまったくもってナンセンスだ。
その辺りは口惜しいが中国・韓国あたりはしっかりやっている。日本が今後より一層考えていかなくてはならないのは日本という国をどうやって海外で輝かせるかに他ならない。皆さんも私も大嫌いな韓流ですが、あれに関しては「韓国政府頑張ってるな」と思うもの。
電気代高騰に関してもそうだけど「日本という国が何を活かして海外と闘うのか」を議論しないことには何も始まらないでしょう。さもなくば優秀な人材がどんどん日本を見捨てる事になる。「国民の生活が豊かになる」と「企業が元気になる」であれば私は後者の方が優先度が高いと思います。
そういう事にしっかりと目を配ったまともな政党があるといいんですがね。
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