和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

プログラマ志望必見

プログラムを書きたいぞ!という人は絶対にカルネージハートをやるべき。

2012-05-02 04:18:01
入力時間 / 15:16

PSP用のゲームに「カルネージハートエクサ」というゲームがあるんですよ。
PSPかVITAを持っている人で、あなたがもしプログラマになる事を望んでいるなら絶対にやるべきゲームだという事をお伝えしたい。2010年に発売されたソフトなんですが、売れてないので高いですけどね。

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こんな感じのゲームです。本当に私はロボゲーが好きですね。開発はアートディンク。アートディンクと言えばアクアノートの休日や太陽のしっぽ、TOPOLOなどの個性的なゲームで有名ですよね。A列車はもっと有名かな。VITAでやるゲームが無いのでカルネージハートエクサをDL購入したのですが思いの外ハマッてしまいました。

カルネージハートエクサの魅力

とにかくプログラミングが楽しい!それに尽きます。物凄く細かいの。「攻撃する」とか、そういう単純な指示ではロボットは動いてくれず「ロックサイト起動→武器選択→射撃方向調整→射撃」みたいなステップを踏んで初めて「ただ射撃する」が実現するんですね。敵にそれを当てるとなると「範囲内に敵がいるか確認→敵が居た場合、ロックオン~」みたいな処理が加わり、実践的にするためには「敵との距離」を判断したり、「相手の攻撃を回避」したり、馬鹿みたいに難しいのです。

ただ、その構造は非常に良く出来ていて「プログラミングの構造」を知る上ではとても良くできたチュートリアルになっているわけなんですね。プログラミングってコードを書く事と混同されがちですが、プログラミングで一番大切なのは思想(コンセプト)と設計(デザイン)だったりします。カルネージハートはそれが本当にうまくできていて、様々な機体や武器によって自由度が高い思想と設計を構築することができるんですね。

プログラミングの先入観

プログラムは言語にもよりますが多くの制約があり、その制約の中でやりくりする必要があるんですね。また手順なんかもしっかり順番通りじゃないと機能しないこともままあります。このことは以前書いたな。本作を体験していただければ、ある意味でそういった「プログラミングってなんでもできる」感を払拭してくれると思うんですよ。すげーメンドクサイ。でもちゃんとやったらスゲー楽しいしスゴイなんでもできる!みたいな。ちょっと矛盾しいてるけど。

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ちなみにコレは私がプログラミングした機体です。タンクの方ね。
01.索敵(敵を探す)
02.近くに居なければガードして待機→01に戻る
02.近くに敵がいれば近寄って殴る→01に戻る
というとても稚拙な設計です。ボッコボコにされてますけどね。まぁでも楽しいんだなコレが(笑)
レゴブロックとかマインドストームとか好きな人には堪らないでしょうね。

敷居はちょっと高めですが以下のようなすごく新設なチュートリアルも付いているのでぜひプログラマ志望の方はやってみてください!PSPには体験版もあります(VITAではダウンロードできない…)!

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プログラミングしようぜっ!!

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