ジジイの気持ち
おじいちゃんの気持ちがわかる昨今です。
2011-06-30 00:48:05
入力時間 / 10:46
先日、ギックリ腰になりまして。よもや自分がぎっくり腰になるなんて1mm足りとも想定していなかった私の狼狽ぶりといったらなかなかのものでした。パソコンの配置換えをしておりまして、配線をいぢって立ち上がったら「あれれ?」という感じで。
それからというものすっかりおじいちゃんです。腰をピンとできないんですよ。一番楽な姿勢が猫背みたいな姿勢で、歩くときも座るときも寝るときもずっとおじいちゃんのような猫背になっております。そこでズシッと身に染みた年配の人の気持ち。という話です。前置きがいつもどおり長くてすいません。
歳をとれば取るほど動きは遅くなりますよね。私のように気の短い不躾な人間になるとジジイ&ババアにイライラすることも少なくない。もちろんイライラするロケーションとしては信号無視をしているジジイ&ババアです。札幌はジジババが多いのか、自動車を完全に無視するカタチで道路を平気で横断するジジババがとても多いのです。
視界が良好な昼間ならまだしも、日暮れ夜間にヤラれると本当に危ない。左右の確認も無しにジジババが平気で道路を横断するのにいつも私はイライラしてました。「ちょっと歩いたら信号あるんだから信号まで行けよ!」と。
でもこうしてぎっくり腰になり、歩行すら困難になった今ならちょっとだけ道路を横断するおじいちゃん&おばあちゃんの気持ちがわかります。これは正直、なかなかシンドイ。信号までのわずかな距離すら歩きたくない気持ちわかるよ。もちろんそれでも信号無視を許容することは私にはできないけどね。
身体になにかしら変調があるたびに思い知らされる健康の大切さ。不健康が訪れるとそのたびに視野が広がる気がしますね。健康なうちに生きて、健康なうちに死ねるのがきっと一番の幸せなんだろうな。今の世の中はすこし一生涯が長すぎるように感じる。
おじいちゃん&おばあちゃん。
信号まで行くのがシンドイのはすごくわかるけど、それでもやっぱり信号無視はよくないぜ。
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