本質的な価値≠金銭的な価値
当たり前のことではあると思うが、本質的な価値と金銭的な価値は多くの場合で一致しない。でもそのことを理解できていない人があまりに多いように感じる。
2024-09-22 11:31:55
入力時間 / 10:38
私が本質的な価値と金銭的な価値の不一致に気づいたのはお寿司屋さんでの事だった。私はタコとイカが好きで、トロはそんなに美味しいと感じないタイプ。タコとイカは安くて美味しいのに、そんなに美味しく感じないトロが高かったため「値段と美味しさって比例しないんじゃね」と感じたことに始まる。
今の時代はコスパとかタイパという言葉が日常的に使われるけど、昔はそんなことはなくて「高コスト=高品質」という感覚が当たり前の時代だったように感じる。でも実際は当たり前だがそうではなかった。
だから今の時代を生きる高い年齢層の人たちは未だに値札で価値を測る人が多いように感じる。でも値札と価値には多少の相関関係はあっても、本質的な相関関係にはないと私は思うのです。
もちろん金銭的な価値の中には希少性や労力等、様々な価値が付加されていることに違いはないけれど、それらが本質的な価値を担保しているかといえば違いますよね。
金銭的な側面だけの話ではないけれど、何かを見るとき、何かを測るとき、より本質的な側面を意識するって私はとっても大事なことなんじゃないかなって思います。
いつの時代もそうだけど、金銭的な側面に振り回される人って多いですよね。なるだけ私はそうではなく生きていきたいと望んでいます。
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