和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

最低賃金を逆に下げるのはどうだろう

最低賃金が上がりましたが、逆に特定の条件下で最低賃金を下げるというのも今後社会が一層高齢化していく上でアリなんじゃないかなと思いついた次第です。

2020-08-24 11:50:17
入力時間 / 17:06

ということで最低賃金上がり続けていますね!私が学生の頃は500円台だったのに…。800円とか1000円とかなんていかがわしいバイトばかりでしたが、上がるものですね。

最低賃金があがるのは被雇用者側としてはありがたい話ですが、雇用者側からすると雇用する難度が上がりますよね。気軽に雇えなくなるというか。例えば時給1000円で人を雇ったとして、雇った人が1時間あたり1000円に見合う働きができなければ純粋に損失になるわけです。無論、被雇用者は時給に見合う働きの責務を負っているわけではありませんが。

被雇用者は「時給たったの1000円で」と思うかもしれませんし、雇用者側は「せめて時給分くらいは働いてくれよ」と思うでしょう。そこで私は思ったのです。最低賃金を逆に下げるのはどうか、と。

ようは質あるいは密度の低い労働の対価として低時給という選択肢があってもよいのではないかなと思ったのです。これは私の住んでいる地区の高齢者たちを見て思ったのですが。

私の住む地域にはとても暇を持て余している高齢者が多くいます。朝から晩まで井戸端会議をするためにバスの待合所に居座るご老人も少なくありません。しかも元気そう。

そういった時間を持て余している高齢者が気軽に働ける環境があれば、井戸端会議をバスの待合所でするよりも、ちょっとお小遣いをもらって楽しみながら働ける環境、というものを作れるのではないかなと。

賃金があがればあがるほど、当然ですが雇用者は被雇用者に求める要求も比例して高くなります。しかし賃金自体が安いのであれば低い要求で気軽にダラダラ働ける環境を作れるのではないか、そしてそれを求める一定数の人間がいるのではないか、と私は思ったのです。

低賃金だけど

  • いつ出社してもよい
  • ダラダラ話しながら働いてもよい
  • 半分くらいは休んでてもよい

みたいな環境がつくれれば「働く!」という気持ちがない高齢者でも気軽に足を運べる職場ができるんじゃないかな、と思いました。

なんにせよ病院の待合室やスーパーマーケットのベンチで雑談に明け暮れる高齢者たちはあまりに非生産的。もしその延長線上で少しでも労働に携われる環境があれば、少しは高齢者の生活の充足になるんじゃないかな~と思ったのです。

どうでしょうか。

TAG

P.2001