性差と嗜好性
前回の記事を書いていて思ったんですけど、男女による向き不向きを論じるより男女による好き嫌いを論じたほうが柔らかになるんじゃないかなという発見。
2017-08-11 00:13:59
入力時間 / 09:44
好きこそものの上手なれ、これを楽しむ者に如かず、なんて言葉があるように能力の優劣とは別にそのものを好きか嫌いかは向き不向きの重要な要素ですよね。
前回の記事で書きましたが「女性はコーディングに向いてない」という表現より、「女性でコーディング好きな人ってあんまりいないよね」と言うとすごく柔らかい感じがするんですけどどうでしょうか。
テック業界・IT業界に関しても同様で「エンジニアになりたいって女性は少ない」と言うのも当てはまります。その理由に関しては社会性のものか、はたまた生物学的なものかはわからないですけどね。
小さい頃から男はたくましく、女はおしとやかに、なんて育てられ方してたらエンジニアという職業を好む女性が育たない事も無理からぬ事かもしれませんが。まぁなんにせよ性別による好き・嫌いで考えると向き・不向きで考えるよりもわかりやすく、また性差別的な表現になりづらい気がする。
ということで逆に考えると、女性がそういった職業や環境で活躍できる事を臨むのであれば女性にとって魅力的な職業・環境にする必要があるってことですよね。まぁ3Kなんて言われている日本のIT業界にそんなことは望むべくもないですけどね。
でもアホみたいに登用すりゃいいとか、アホみたいに男と同列に見なきゃいけないとかって考えるよりも、もっとシンプルに性別を超えて好まれる職種・企業になれってことですよね。
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