続・心と身体と自分
37歳になっても相変わらず自己同一性を模索する日々をおくっている和田です。最近改めて発見したんですよ!「心」と「自分」は別物だってことに!って思ったら6年前の自分がそれを書いていたという話で…。
2016-10-29 23:19:52
入力時間 / 10:22
身体は自分のものではない感じはずっとしていたんですよ。借り物というか、操作している対象というイメージ。でも心はずっと自分よりだと思っていたんですが、やっぱり心も「自分」の操作対象という事を発見した!と思ったら6年前の自分がそれを書いていた。人間って忘れっぽい生き物ですね。
ただもっと具体的なイメージとして「身体」はパソコン、「心」はOSやアプリケーション、そして「自分」はそのパソコンやソフトウェアを操っているオペレーター的な立ち位置なんじゃないかなと。
そう考えればすごく理解しやすい。ハードウェアやソフトウェアにも長所や短所・そしてより効率的な「使い方」がある。それは自分自身が保有する身体や心にも通じる側面があると思うんです。ようは「自分」が与えられた「身体」や「心」をどのようにコントロールするか、操作するかというのが人生だと思うんですよ。
そしてより能率的な操作方法は人それぞれで異なる。甘やかしたほうが効率的に動く心や身体もあれば、ストイックにいじめ抜くことで真価を発揮する心や身体もある。オペレーターである自分自身がどのようにそれらを使い、能力を引き出すかってことで。
そういう意味では、身体や心自体に能力差はあるけれど、それをコントロールしている「自分」という存在は平等だと思うんですよね。つまり与えられたデバイスやソフトウェアを活用できるかどうか、そしてそれを使って「自分」が何をするかってことが肝要なんじゃないかなと。
ということで6年前にも書いたことでアレですが、自分を一歩引いた存在にして、身体や心をコントロールする、操作するという意識を持てると人生楽だな~と6年ぶりに思うのです。
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