コンピュータvs人間
バレーボール日本代表真鍋氏がiPadを使っていたのは有名ですが。
2012-05-29 11:09:22
入力時間 / 14:50
かなり旧聞ですがバレーボール日本代表がiPadを活用なんてのがありましたよね。そしていま世界ではリアルタイム・データ・サッカーなんてものまであります。これは簡単に言えば「フィールドの選手の全ての情報をリアルタイムでデジタル化できる」というものです。スゴイぜ!
今の工業技術ではロボットに人間と同じようなサッカーをさせる事はできない。しかし、人間のプレイヤーに対して的確な指示を出す事は情報技術では十分可能だろう。これはチェスで人間とコンピュータが闘った場合に人間が負けるのとよく似ている話だ。つまりは得意分野と苦手分野の問題。
もしかしたら、未来のサッカーでは全ての選手がインカムを付けて、コンピュータから指示を仰ぐ時代がくるかもしれない。これは運動競技として考えた場合にアンフェアに感じるかもしれないが、実際にF1などの自動車レースでは既にある程度実用化されている。コンピュータの計算速度と正確さに人間は勝てないからだ。
人間が苦手なことを補ってくれるのがコンピュータだと私は考えている。
これは餅は餅屋・適材適所の考え方と同じで、いかに道具を効率的に使うかという話だ。
「コンピュータvs人間」という構図を作りたがる人もいる。でもそれは間違いだ。
コンピュータも人間も決して対立するわけじゃない。互いの長所を活かせる場所を探しているだけなんだから。
コンピュータが指示を出すサッカーの試合を私は見てみたいな。
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