和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

自動車修理とホームページ制作

先日、愛車インテグラの調子が悪くなったので修理したんです。で、そこから多くを学びました。

2010-11-06 18:07:19
入力時間 / 29:39

私は自動車に乗っていますが自動車についての多くのことを知らない。今回はエンジンがかかったりかからなかったりするため、本格的な冬を迎える前に修理してもらおうと。一応症状から調べた限りではセルモーターの不調の可能性が高いようだったが、生兵法は怪我のもと。プロにしっかり判断してもらおうと今年車検をお願いした札幌では激安で有名なモダ石油というところに持って行きました。

以下、モダ石油への苦言と批判

結果から言うと直りませんでした。というかサジを投げられました。
ことのあらましはこうです。
モダ店員「点火系の問題ですので部品を交換すれば直ります。」
で、直らなかったわけです。無論、この時点でお金は取られてます。
モダ店員「エンジンのトラブルの場合、どこが悪いと特定しづらいので原因っぽい部分を都度直すしかない。」
そういった説明は事前には一切受けていない上に、こう告げられました。
モダ店員「当社では修理できないのでHONDAのディーラーにでも頼んでください。」
モダ店員「今回こちらで修理した部分もいづれは修理するべき部分だったので大丈夫だ、問題ない。

カッチーンときました。イーノックかおまえは!!事前説明が一切ない上に「都度直すしかない」と言いながらも「当社では修理できない」ってどう考えてもアリエネーだろっ!!しかも関係ないとこパーツ交換しておいて「いづれ修理すべきだろうから」ってそれを決定するのはこっちだろ!おまえじゃねーだろ!これで一昨日はずっと不愉快だった。それがプロのやることか!言うことか!と。

インフォームド・コンセントって大切ね

つまり今回の一時において問題なのはクライアントである私に対して正確な情報がしっかりと伝えられなかったということ。事前にしっかりと説明があればここまで憤慨しない。しかも言い分も支離滅裂だしあまりに身勝手だ。と、非常にムカついたわけだがこれはホームページ制作においての「クライアントの立場」を擬似的にではあるが体験したことと同義なのではないかなと思う。

私は自動車について多くのことを知らないクライアントであった。同様に私に依頼してくるクライアントはホームページについて多くのことを知らないという点で置かれた状況は非常に酷似していると言える。そしてどちらにも言えることは「正確な情報を相手にわかりやすく、しっかりと伝える必要性」があるということだ。

ホームページ制作やプログラム開発を依頼してくる人たちはそれらの事について多くを知らない。それはとどのつまりすべてのさじ加減を委ねられているのと同義。言うなれば全幅の信頼のもとその商取引は成立していると言える。つまりは責任重大だということだ。だからこそ過程や結果についてこちらは自身の持てる知識を総動員して相手に説明する義務があると私は思う。

で、結局札幌は白石区本通の北星電機という修理屋さんに頼んだらアッサリなおった。「セルモーターの交換」というYahoo知恵袋が導きだした通りの結果になったわけです。生兵法は怪我のもとだが、今回は頼む相手を完全に間違ったということだろうか。

ちなみにこの北星電機さんのホームページがこれまた素人が頑張ってつくったホームページを絵に書いたような(失礼ですが)ホームページでタイムリーだなと思った。少なくとも私は非常に親近感を持ったしこのホームページが依頼することを躊躇する要因には一切ならなかった。むしろその逆で依頼したいなと思ったくらいである。やはりホームページの見た目ではなく気持ち。恐らく北星電機さんの中の人が頑張って作ったんだろうなというその過程を想うととても感慨深い。

大きく話は脱線したが、つまりホームページ制作やプログラム開発に置いてもインフォームド・コンセントは大切ってこと!あとモダ石油に自動車の修理を頼むなってこと!ほんとムカついてるよ!

追記

念のため。モダ石油の中の人すべてがこうであるわけでは無いと思うし、すべての店舗がこうであると思っているわけではない。が、少なくとも私はもう2度とモダ石油に足を運ぶことはない。私を担当したスタッフひとりの愚行はモダ石油全体を嫌悪するに足る十分な要因になり得る。という点もWeb制作やプログラム開発とよく似ていますよね。全社員が企業の顔だと思って、というのは理想論だと思いますが最低限の対応品質を保つための企業努力は必要ですよね。

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