和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

欲求は精度が低い

人間に限った話ではありませんが動物には欲求というものがありますよね。食欲とか性欲とか睡眠欲とか。マズローの自己実現理論では自己実現の欲求・承認の欲求・社会的欲求・安全の欲求・生理的欲求なんてのも言われています。

2022-05-20 23:33:50
入力時間 / 10:14

でもまぁ欲求って精度が低いよね~という事に気がついた。精度という表現が正しいかはわからないけれど、欲求ってのは基本的に漠然とした方向性は示すけど、その品質自体は要求しないものだと思うんですよ。

例えば食欲。すごいお腹がすいたときって健康に害を成すものでも食べたいじゃないですか。本来であれば食欲の望むべきは健康や生命の維持が目的だと思うんです。でも、かえって身体に悪いものでも食欲が渇望している時は全然食べちゃう。

承認欲求や社会的欲求なんかもそうですよね。社会や自身を向上させる事が主目的であるはずの欲求ですが、実際にこれらの欲求が適切に行使されることは少なくともインターネット上では多くはない。

欲求は精度が低い

ということで何が言いたいかというと、自身の内面から沸き起こる様々な欲求に対して自らが疑いの目を持つべきなんじゃないか、と思うのです。欲求は方向性は示してくれても、その品質や精度は保証してくれない。

なんならその欲求が沸き起こる前に対処しておく事が最善なのかもしれない。例えば腹が減る前に食べる、とかね。まぁそれが難しいわけですが…。

欲求はスゴイ行動するためのエネルギーをもたらしてくれる反面、精度が低くコントロールが非常に難しい。少なくとも「欲求」というものを理解して、しっかりとコントロールできるように工夫するって大事なんじゃないかなと私は思っています。

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