和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

お金を刷って現金給付したらどうなる

日本銀行がお金を刷って現金を給付すればいい!という声があるようで。まぁ素人考えですがインフレになりやしないか、円安になりやしないかが心配です。

2020-04-12 03:25:17
入力時間 / 21:54

日本で流通しているお札の量は112.7兆円らしい。一人あたり30万の現金を給付するとして36兆円くらい。いま日本に流通しているお札の実に32%くらい。さすがにこんなにお札を刷ったら良くないことが起こるのでは!?というのは素人考えなのだろうか。

為替にも影響するだろうし物価にも影響するだろう。日本の食料自給率は37%でエネルギー自給率はたった8%しかない。国内インフレの影響もさることながら、多くのものを輸入に頼っている日本にとって円が弱くなる事は大問題なのではないか。日銀がいくらお札をたくさん刷ったところで、円の価値は下がるしかない。と、思うのだけれど違うのかな。

生活が逼迫していたり、それこそ生活の維持・生命の維持は守らなくてはならないけれど「豊かな生活を守るための現金給付」を求めている人が少なくないように感じる。しかし、それはかえって未来の貧困を生むことに繋がりやしないか私レベルのアホ人間は心配だ。

お金を刷るのはさぞ簡単だろうよ。でもそれをしないのは無能だからでも、お金が惜しいからでもないのではないか。様々なバランスを取るために、事態が収束した時にいちはやく元の状態に戻れるように、いろいろなことをきっとすごく頭の良い人達が考えての事なのではないかな。

与党や政府が批判されていると思いますが、実際にいろいろ考えてくれているのは政治家なんぞよりももっと頭のよい専門家の人達でしょう。政治家を批判したってどーしょーもないと思うし、素人があれこれ浅知恵を出すよりは自分にできる範囲の事の品質を高めて善処することがいち国民としてできることなのではないかなと思うがどうだろう。

先日も書いたけど企業や経営者には多くのセーフティーネットが用意されていて、雇用や社員への給与が滞りなく支払われるように様々な施策が用意されている。

311のときもそうですが、こういう非常時って人間性が出ますよね。こういう時だからこそみんな前向きに、仲良くできるとよいのだけれどな…。

みんなが不安で、みんなが困っている時だからこそ、不安を煽ることなく、前向きにみんなで乗り越えていけたらよいなぁ。

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