和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

ダメージを学ぶ

「ダメージ」は大半の人にとって忌むべき対象だと思うのですが「ダメージ」を自ら知ること・得ることは人生にとって大事なんじゃないのーという話なんですが。

2019-06-22 00:22:53
入力時間 / 16:32

大半の人は痛みとか苦しみとか大嫌い。そして過剰なまでにそれらを遠ざけようとするきらいがあると思うんです。でも苦しみとか痛みはとても大事だということを小学生の頃、ファイナルファンタジー2というゲームから学びました。

1988年に発売されたファイナルファンタジー2というゲーム。とても革新的なシステムを有しておりまして、一般的なRPGと異なり経験値でレベルが上がるのではなく、ダメージを受ければ受けるほどレベルが上がるというとてもユニークなシステムでした。

しかし、これはゲームだけではなく人生でもおんなじで、精神的・肉体的を問わずダメージを受けると多くの場合で人間は成長します。例えば筋トレなんてまさにそうですよね。筋肉に負荷・ダメージを与えることで成長するのですから。

と、いうように基本的に苦しみや痛みは避けがちですが、そこを敢えて自分から受けに行くという考え方って人生でとても大事だと私は思っています。それはダメージの先にはほぼ必ず成長があるから。そして、ダメージを理解できればダメージを管理できるようになるから。

格闘ゲームなんかとおんなじでダメージを予測したりマネジメントできれば、生き方を効率的にコントロールできると思うんですよね。くらっていいダメージなのか、それともくらってはいけないダメージなのか、その取捨選択ができれば人生の自由度はものすごく広くなる。

なんとなく私のイメージでは、最近は脊髄反射的にダメージを受け止めずに避ける人が多い気がする。ダメージは致命傷を除いてどんどん受けていっていいと思うんだけどな。

ということで世の中はドMに優しくできているなといつも思います。

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