水みたいな薄いカルピスのインターネット
薄いカルピス。カルピスは家庭の経済力を示すひとつの指標ですよね。まぁそんなカルピスの薄さは置いといて、昨今のインターネットがあいつの家のカルピスくらい薄くなってねーかって話をしたい。
2018-02-21 21:00:23
入力時間 / 12:27
薄いカルピス。それはもはやカルピスというよりカルピス風味の水だ。こんな薄いカルピス出すくらいなら水道水だしてくれ!と言ってやりたい気持ち、人生の中で一度や二度思ったことありますよね。
私は昨今のWebサイトやインターネットが「あいつの家の薄いカルピス」みたいでなんか嫌だ。中身の無いWebサイト、情報がうす~いWebサイトが多すぎないかな。
薄いカルピスを出されて喜ぶやつは少ないだろう。でもそんな薄いカルピスばかりのインターネット、いつかみんなからそっぽを向かれる日が来やしないかな。
もちろんGoogleなどの検索エンジンが薄いカルピスサイトの順位を下げるアルゴリズムを日夜開発しているだろうことは想像に難くない。しかし、これだけ物量が多いとなると、それらすべてを駆逐する事は難しいんじゃないだろうか。
薄いカルピス問題はWebサイトだけじゃない。Youtubeやモバイルアプリを含めて、IT業界全体に蔓延している大きな問題だと私は思う。
薄いカルピスがなぜ蔓延るのかつったら馬鹿が多いからに他ならない。それはそうだ、馬鹿じゃない人間より馬鹿の方が圧倒的に多いのだから。
CMSなどの普及でWebサイトをパブリッシュすることはとても簡単な時代になった。しかしながら、それはどんなアホでもWebサイトをパブリッシュできる時代になったということ。
あいつの家の薄いカルピスばっかりのインターネットは、私にはなんだか居心地が悪いのです。まぁ特に私がそれに対してできることもないんだけれどね。
カルピスも情報も濃けりゃいいってもんじゃないけれど、最低限1:4くらいの濃さは欲しいですよねカルピス。
P.1887