父が他界して思うこと
いやいや、父が他界してもう1ヶ月経つ。早すぎる。納品に追われていたら時間が経つのなんてあっと言う間ですね。
2017-03-01 01:16:02
入力時間 / 22:27
自営業に忌引なんてありませんからね。ま、悲しむ暇が無いというのもそれはそれで救いではありますが。仕事や育児をしている間はその現実を忘れられるからね。
人生で一番いろいろとモヤモヤ考えを巡らせることが多かった時期でしたこの1ヶ月半くらいは。死生観に関しては普段から考えることが多い私ですが、いざこんなにも身近な人が逝去すると、もっともっと考えてしまうものです。
ということで、父が他界していろいろ思ったことを記録しておこう。
孝行したりなかった
もっと孝行できた。もっともっと献身できた。後の祭りですけどね。言い出したらキリがないことだというのはわかっているけれど、もっとできたのは事実だし、そこにはやはり悔恨が残る。どれだけやっても多分、足りないものなんだろうなぁ。
息子を見せれてよかった
倅が生まれたときは特に感じなかったけれど、父の血を残せてよかったと今すごく思う。そしてそのことを父に見せることができて本当によかった。私は特段、血筋にこだわるタイプではないのだけれど、父の血肉が私や倅に残っていると思うとなんだか救われる(私が)。
父の生き方に救われた
父は乱暴な言い方だと「好き勝手に生きる」タイプだったので、よく「いつ死んでも悔いなし」と言っていました。もちろんそれはある種の見せかけで、意外と好き勝手に生きていなかった事を私は知っています。それでも、自分の人生を大事にする父の生き方は、父の他界を受け止める際に大きな救いになりました。
想像以上に父が好きだった
父として、人として、すごく好きだったんだなと居なくなってより強く実感しています。私にとって本当に最高の父でした。父なくして今の私は絶対にあり得ない。まぁ父がいなけりゃ私は生まれていないので当然っちゃ当然ですけどね。
と、まぁ枚挙にいとまがないほどいろいろと考えました。今の自分がこうして平々凡々とダラダラ生きていられるのは、父によるところが大きい。ほんとに父のおかげですごいイージーモードな人生を送らせて頂いている事に、言葉では言い表せないような感謝・恩義を感じている。
けど、もうその恩は返せないという事実がね。
1ヶ月経ってもまだまだ現実感がありませんが、ホントいい父だった!天国とかあったらいいなって人生ではじめて思いました。あったらいいな天国!俺が死んだら天国でまた会いたいなぁ!
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