モバイルサイトに”リッチさ”は必要か
スマートフォンの性能向上やモバイル通信の高速化が著しい昨今ではありますが、モバイルサイト・スマホサイトの「リッチさ」って本当に必要なのかなぁ?と疑問に思う36歳冬。
2015-12-15 05:17:28
入力時間 / 10:14
普段はあまりスマホでサイトとか見ないですけどね。一日中パソコンの前に鎮座している私にとってスマホでWebを見ることってほぼ無い。ソファでゴロゴロしている時でかつ起き上がりたくない上に、起き上がるまでも無いような調べ物をする時くらいにしかモバイルサイトは見ない。
そんな私ですが先日、Monument Valley(無料だった!)という素晴らしいスマホゲームに出会いまして、開発した人はどんな変態なんだろうとスマホでWebサイトを見てみたんですよ。ustwoという会社さんが作ってるらしいんですけどね。
そんなにゴテゴテっとしているわけでもなく、「すごいリッチなコンテンツ!」というわけでもないんですが、ちょっと使いづらいなぁと感じた。シンプルなサイトですごくよいんですけどね。細かいギミックが良いんだけれど、その細かいギミックが少なくとも私にとっては「別にスマホでやらなくてもいんじゃね」と思ってしまったんですよ。
逆に言えば「スマホでもここまでやるんだよ」という考え方もできるわけですけどね。もうオッサンだからなのかなぁ。スマートフォンという画面サイズも性能も限られた端末では、サラの情報そのままが一番美味しいし、食べやすいんじゃないかなぁと。
まぁこれは食の好みみたいなものかもしれませんけどね。アレコレ手の込んだ料理を好む人もいれば、素材そのままの味を好む人もいるわけですから。でもスマホにはモバイルファーストという源流があって、もしその流れを軸にするならもっと簡素でいいと思うんだけどなスマホサイト。
まぁそのあたりの考え方はGoogleさんたちの考えるAMP(Accelerated Mobile Pages)などの方向性なんでしょうけどね。
歳のせいとは思いたくないけれど、私はなんか最近のゴテゴテしたモバイルコンテンツに対してうっすらそう感じている。
P.1760