VRと面倒くささ
Google CardBoard互換のHMDを買った。ちょっと旬を逃したけどVR対応アプリがどんどん増えているので楽しめると思ったんだ。実際かなり楽しめた。
2015-11-10 09:34:28
入力時間 / 12:10
Google Cardbordというダンボールで作れる簡単なHMD VRの工作キット的なもの。それをちょっと使いやすくしたプラスチック製のVRキットを買った。Andoer 多機能 頭部装着 Googleダンボール版 3D VR メガネ
想像以上に楽しいVRの世界
このGoogle Cardboard互換のアプリは現在、Googleが率先して増やそうと試みている。ストリートビューやCardboard専用アプリ、Androidでは先日Youtubeにも正式に対応した。低価格で手軽にVRを楽しめるという意味ではGoogleCardboardに叶うデバイスは無いだろう。
そして低価格の割にかなりVRの世界は楽しい!スマートフォンの高機能かによってこんなにも手軽にVRを体験できるようになったのだと思うとなんだかテンションが上がってきますよね!興味のある人はぜひ一度体験してもらいたい。段ボール製のものであれば数百円から売っていますからね。
楽しい < 面倒くさい
しかしVRがメインストリームになることは無いんじゃないかなとうっすら感じたのものまた確かだ。SONYのHMDを買った時も思ったが「楽しい」のだが、それを上回るほどの「面倒くささ」がHMDやVRには付きまとっているのだ。
これはウェアラブルデバイスにも言えることだが、人間は誰しも「面倒」なことを嫌う。それを乗り越えるためには「面倒を上回る楽しさ・便利さ」が必要不可欠なのだが、現時点でのVRはまだその域に達していないような気がする。
もちろんOculus RiftやPlaystationVRのようなハイスペック機になればまた話は別だろうが、それでもその「デバイスを使うこと自体が面倒」という基本は恐らく大きく変わらないだろう。
2016年はOculus RiftやPlaystationVRが一般販売される年、つまりはVR元年になるとも言える。恐らく一過性のブームはくると思うが、それが持続するかどうかは面倒くささと楽しさのバランスによるんだろうなぁ。
やっぱり面倒くさいのってイヤですよね!
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