技術と知識と軽快さ
歳を取ると知識と技術が増える。それがもたらすことは決して良いことばかりではない。
2015-07-20 14:32:34
入力時間 / 11:58
開発に時間がかかるようになった。最初は歳のせいか、能力が落ちたせいかと思い悩んだりもしたが、問題はそれだけではなさそうだ。歳を重ね、蓄積してきた知識や技術がある種の枷になっているのかなと。
明らかにフットワークが落ちている。開発に時間がかかりすぎている。若いころの軽快さが無いというか、どんどん複雑に小難しくなってきている。それは社会の進化の影響でも有り、また自身が積み重ねてきた知識や技術の問題でもある。
若い頃は何も考えずに書けたし作れた。それはある意味では無責任というか、様々なロケーションを想定しなくてもよいという無知さに依るものだったのかなぁと。若いころよりはちったぁ知識を得た私にとって、あの頃のように気軽に書けないし、気軽に作れない。もちろんそれは悪い側面ばかりではないが。
技術や知識を積めば積むほど、軽快さは落ちる。それは自転車操業のようなものであり、会社経営のようなものかもしれない。成長するためには技術や知識が必要不可欠だが、技術や知識は歩みの速度を少なからず鈍らせる。
技術・知識と軽快さを両立できる方法はないものかなぁ。
歳をとっても軽快でありたいな。
軽快であることは私にとっては大事なことだな、技術よりも知識よりも。
そうなるように気をつけてみよう。
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