死ぬ気
最近出してないな「死ぬ気」。今のご時世、「死ぬ気」なんてナンセンスなのかもしれませんけどね。
2015-05-19 05:45:24
入力時間 / 13:14
「死ぬ気になればなんでもできる」なんて昭和世代はよく言います。かくいう私も「死ぬ気」が好きです(なんかすごく軽い感じがしますが)。基本的に根性論や精神論が私は好きなんですよね。だって根性とか精神で片付けたら希望が持てるじゃないですか。しかも大体のことは実際に精神や根性でなんとかなるし。
「死ぬ気」ってのは言い換えるとハングリーであるという事だと思うんですよ。でも現代社会においてそれを得ることは実に難しいのではないかなと。現代は物質面のみならず精神面でも飽食の時代なのかなと思います。それがダメなわけでもないんですが、死ぬ気になるほどの高揚感を知ることが無いのかなと思うとすこし勿体無い気もします。
無我夢中とか遮二無二とか死ぬ気とか。そういう熱量が今の時代にはどんどん疎まれる存在になっているのかなと思うと、そういった熱量を好む私としては悲しい物があります。私の物差しでの見方になりますが、死ぬ気にならない人生なんてつまらんだろうになぁと勝手ながら思ってしまう。
何かに打ち込む事の充実感は基本的には辛さに比例すると思うんですよ。辛ければ辛いほど充実するし、辛ければ辛いほど乗り越えた時の達成感は強いと思うんですよ。で、その辛さを許容する状態にもっていくためのキッカケが精神論や根性論だと思うんですよね。
今の社会ではその「辛さ」自体を悪とする傾向が強い気がするのです。まぁ辛い道を歩まなくても生きていけるなら、そりゃ辛い道なんて誰も歩きませんよね。でもそんな人生って楽しいのかな。と、私はすこし懐疑的。
命を削ってこその人生って考え方自体が既にダメなのかな?
でもそうじゃないと人生楽しくないと思うんだけどな!
ということでたまには死ぬ気でやってみるかね!死ぬ気になれば(概ね)なんでもできるってばよっ!
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