和田憲幸のブログ

今話題の12,980円で買えるWindows8.1タブレット「geanee WDP-71」を買った。Windowsが載ってこのお値段ですよ！しかもOffice互換ソフトまでプリインストール済み！これは買うしか無いっしょ！ということで、数日間使ってみた印象をつらつらと書いていきたい。デバイスのレビューとOSのレビューがゴッチャになってるのはご勘弁を。

まぁ小さい

iPhone6と比較するとこんな感じ。尻ポケットに入るんじゃないかというくらい小さい。小さい上に1280x800なのでデスクトップのインターフェースはまぁ見づらい。老眼に耐えられる表示ではない。

ラッキーストライクと比較してもやっぱり小さい。持ち運びには便利そうだけども、視認性を犠牲にしてまで・・・という感は否めない。フルスクリーンアプリは見やすいですけどね。デスクトップはオマケと考えて良さそう。でも実際に使うのはデスクトップの方なんだよなぁ。

すごく使いづらいデスクトップ

7インチというサイズのためか、WindowsのUIがクソだからなのか、ものすごく使いづらい。そもそも7インチで通常のデスクトップなんて使えねっすよ！だってウィンドウの閉じるボタンより遥かに指の方がデカいんだもの。

ミスタッチがあまりに頻出しすぎる。これはデバイスのせいか、OSのせいか、はたまた両方悪いのかわかりませんが、そもそもWindowsをタッチ操作でどうにかしようってのは正気の沙汰とは思えない。
とはいえ、元々フルスクリーンアプリをメインで使う事を想定しているのだろし、許容範囲と言えば許容範囲か。

デバイスとしてはモッサリ感はある

これは価格なりだがやっぱり遅い。モッサリする。常にモッサリしているわけじゃないけど、でもキビキビとは言いがたい。でも値段なりだからそこを攻めるつもりはない。

複雑な操作を要求される

iOSのアプリ終了もそうだったが、複雑というかわけわからん操作を要求されるのなWindows8って。メモリ1GBだしフルスクリーンアプリを終了したいなと思うじゃない？アプリの終了の方法がまた斬新！慣れたらどうという事は無いのかもしれないけれど、低スペックデバイスで頻繁にアプリを終了しようって思っている人にはひどい負担になる方法だ。詳しくはこちらのURLをご参照ください。アプリを終了させるのに4～5秒はかかるんじゃないかしら（工程そのものに）。なんかもっといい方法なかったんかいマイクロソフト・・・。

それでもいい！

と、まぁ責め立ててみましたが、それでもWindows8.1が体験できて12,980円はやっぱり安い！単純に費用対効果としては全然アリでしょう。実用性という面から見ればお世辞にも実用的とは言いがたいものの、オモチャとしては最上級に楽しいデバイスであることに疑いの余地はない。

Windows10が1年間の無償アップデートを発表したことだし、Windows10の可能性に掛けて使ってみるのも悪くないかもしれない。正直「タブレットデバイス」としてはお粗末極まりない出来栄えではあるが「Windowsが使える中途半端なタブレット」としては秀逸の一言（一応褒めているよ）。

実務には全く向かないが、オモチャとしてはお値段以上にしっかり遊べるデバイスだと私は思います。最近はAndroidもなんか高くなってきたしね。動作検証機やオモチャとして使うなら絶対に買いだねっ！