お金をもらうと言うこと
歳を重ね漫然とお金をもらうようになったが、お金をもらうってちょっと不思議なことですよね。
2014-08-06 15:41:17
入力時間 / 09:07
多くの場合、何らかの対価としてお金をもらうわけですが、お金をお金として受け取っていると気がついた。でも実はお金はお金じゃなくて、支払う人が「時間や労力を費やした結果」をお金という形で受け取っているのだなとふと思ったのだ。ややこしい。
お金は数値として扱いがちだけど、実はそのお金はただの数字じゃなくって、そこにはいろいろな背景があるんですよね。1万円もらう場合は支払う人が「1万円分の労力や時間を費やした結果」をもらうということなんだなと。おいそれと無駄遣いできませんよね。
「金は天下の回りもの」なんて言葉がありますが、「誰かの努力や時間」が社会を巡っていると思うとなんとなく不思議な感じがします。お金って無機質なイメージがありますが、自分が手にしたお金にはきっといろんな人のドラマや努力・時間がぎっしりと詰まっているのだなと。
小さいころ母に「1円を馬鹿にする者は1円に泣く」みたいなことを言われましたが、それはきっとそういうことなのかな。お金ってお金じゃないんですよね。お金をもらうってことはお金をもらうことじゃない。相手から時間や労力をもらうってことなんだ。
漫然と生きているとついつい忘れがち。でもやっぱり大事だなそういうこと。
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