テレビは死んだのか
テレビの無い生活が長いので死んだか生きてるのかわかりませんけどね。
2014-01-27 15:43:04
入力時間 / 15:36
「明日、ママがいない」というドラマが世間では物議を醸しているそうですが。見ていないので内容についてとやかく言う気は毛頭ありませんが、放送すべきか否かは確かに微妙な問題だとは思いますよね。
私が小学生の頃にやっていたとんねるずの番組で「飛べ!ノリユキ」というものがありました。私の名前がノリユキだったものですから、やっぱりその番組の内容でいぢられるわけです。ちなみに苗字が和田だから「和田勉」「和田アキ子」なんて言われることも多かったし。
慈恵病院側の主張としては、とてもデリケートなこのような問題自体を「ネタ」にすると多くの問題が発生する可能性があるからやめてって事ですよね。それに対して反論する人たちは「番組をしっかり見て」との事なんだけれど。ここで問題なのは双方の論点がズレている事だ。
そもそも「番組をしっかり見る人」はかえって危惧されているような問題は起こさないかもしれない。しかし必ずしもすべての人が番組をしっかり見るわけではない。結末までしっかり見れば大団円なのかもしれないが、そうでない人にはどういう印象が残るか、テレビ局側は考慮しているのだろうか。
無論、デリケートな問題だからと腫れ物に触るように目を伏せる事のみを求める病院側の主張もどうかと思うが、このドラマが2時間完結のドラマや映画であればまた話は違ったのかもしれない。
テレビに限らず「情報を発信する」という事象には、必ず好感と反感が生まれる。すべての人が好感になることはないし、すべての人が好感である必要もないと私は思うが、少なくともインターネットという新しいメディアが台頭している現代においては「テレビ」の在り方自体を再考する時を迎えているんじゃないかな~と私は思うんですけどね。
まーどっちが正しい間違ってるって話じゃないとは思いますが、少なくとも「かつてのテレビ」は死んだと言ってもいいんじゃないんでしょうか。
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