緩やかに訪れる死
人生と自動車はよく似ているなぁと思った。こう、エンジンがかからないとか、ガソリンが足りないとかね。
2013-11-02 03:15:09
入力時間 / 11:39
自動車はとても身近なのでよく比喩の対象になりますが、自動車と人生は本当によく似ているな~とふと思た。
例えばエンジン。私はインテグラにかれこれ14年ほどノッテグラですが、過去に何度かエンジンのかかりが悪くなる事があった。自動車と同様に人間もエンジン(やる気)が年を追うごとにかかりづらくなってくるんだな~と感じている今日このごろです。突然エンジンがかからなくなる場合もあれば、少しずつかかりづらくなる場合もある。
数年前の自分であれば空も飛べるくらいの気持ちを持っていたものが、日を追うごとにプスプスと不完全燃焼することが多くなってきたんじゃない?という危機感というか焦燥感のようなものがあったりなかったり。ある時、突然エンジンがかからなくなる感じではなく、緩やかに、真綿で首を絞めるように、少しずつ死に近づいていくのかなと思うとスゴク怖くなった。
緩やかに死に近づくことに私はきっと耐えられない。私の持ってる私のイメージが維持できなくなったら、きっと私は歩みをすすめること自体を放棄してしまいそうで。生が絶えるなら急速に逝きたい。少なくとも精神だけは。
成長するためだけに頑張るのではなく、今後は維持するための努力もやっぱり必要なんだろうな。若いころの時分は枝葉を生やすことだけにフォーカスしていればよかったけれど、34にもなると幹や根が腐らぬように気を配らなきゃいけないんだなぁと感じた無職6年目です。6年目に入ったのすっかり忘れていたぜっ!
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