頭が堅くならないように
歳のせいか、最近自分の思考が堅くなってやしないか不安になることがある。
2013-10-20 11:13:21
入力時間 / 10:45
多くの人が経験あると思うけど、若い時分は頭の堅い上司が邪魔くさくてしようがなかった。しかし、齢を経て今の自分がその頃嫌悪していた頭の堅いオッサンになっていやしないかという危機感がムクムクと湧いてくる。頭の堅いオッサンにやっぱり私はなりたくない。
とはいえIT業界の潮流はとても激しい。全部かじっていたらかじっている間に時間がどんどん消えていく。例えばpinterestやinstagram、evernote、vine、githubなどなど、結構ちょこっとかじって見送ったサービスは多岐にわたる。これらを見送った(使い込まなかった)のは「不要と判断したから」なのか「自分の思考が活用を見いだせなかったから」なのかわからなくなることがある。
想像で見切りをつけるのはどうなのか
歳を重ねるごとに経験や知識は蓄積され、いつしか「想像で見切りをつける」ことが多くなってきた気もする。想像で、というよりは憶測で、と言ったほうが正確かもしれない。かといって、すべての気になるサービスを使い込んでいたら日常業務すらままならなくなるわけだし、ジレンマですよねぇ。
栄枯衰退の激しいIT業界は多くの新しい価値観に触れ続けることができるという刺激的な業種ではあるけれど、30代も半ばに差し掛かるとその刺激でお腹が痛くなることもしばしば。でもやっぱり求め続けなきゃダメなんだろうな。求めるのは効率ではなく刺激。効率を求めてばかりいてはきっと自分の価値観の中でまとまってしまう。
若いころの自分が嫌悪したオッサンにならないために、やっぱり常に刺激に身を晒さないとダメなんだろうなぁと改めて考えた次第です。つらいぜぇ!でもまぁそれがいいんだけどもさ。
今月末で無職生活がまるまる5年間、11月からは6年目に突入するわけですが、自分が歩みを留めないためにどうあるべきかをいろいろ考えて動かないとダメなんだろうなぁ。めんどくせぇ!
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