和田憲幸のブログ

MicrosoftがNokiaを買収しましたね。そして時価総額166億ドル(1.6兆円)を失いました。マイクロソフトさん遅すぎるぜぇ。Googleがモトローラを買収したのは2年も前の話だぜ？

さて、マイクロソフトがNokiaを買収した動機はなにか。簡単なことだ。モバイルデバイス製造のノウハウが欲しかったためだろう。MicrosoftはSurfaceをはじめとして不振の続くソフトウェア事業のみではなくハードウェア事業に大きく舵を切ろうとしている。しかし、現状マイクロソフトのリリースするハードウェアは全く売れていない。個人的にはハードウェア製造とかやる前にWindowsどうにかして欲しいんだが・・・。

Nokiaの買収によりMicrosoftは自社製のスマートフォンやウェアラブルコンピュータをリリースするかもしれない。いや、リリースするだろう当然。もちろん「Windows8（RT）を搭載」したものだ。さて、そのデバイスが売れるかどうかをマイクロソフトはまだ理解できていないようだ。悲しいことに。

デバイスはあくまでデバイスだ。ソフトウェアとハードウェアの融和が大事なことは言うまでも無いが、その両輪があって初めてデバイスは輝く。Nokia買収の前にマイクロソフトはやるべきことがあったんじゃないか？と思うんだけどな。スティーブ・バルマーも退任しちゃうし、本当に考えたくはないけどWindowsが終わる日がきそうでスゴク怖い。

私はLinuxやMacじゃ仕事したくないんだっ！これからもWindowsで仕事したいんだっ！
Windowsで仕事している人の多くはそれを願っているんだっ！だれも粗悪なタブレットやスマホなんて求めてないんだよマイクロソフトに！マイクロソフトがリリースするであろう製品よりもよっぽど魅力的なAndroidもiPhoneもあるんだからっ！

コンシューマ向けよりビジネス向けの事業に的をしぼって本当に頑張って欲しいマイクロソフト！頑張って欲しいっていうか、お願いだっ！