被雇用者はいつからこんなに偉くなった
ワタミとかユニクロとかブラック企業だって糾弾されてますけど。
2013-07-14 20:19:56
入力時間 / 11:11
そもそも当事者以外の人間が労働環境だけを切り取って叩いているような感じがして、すご~く気持ちが悪い和田です。労基法を順守している企業がいったいどれだけあるのか、そして守れる企業がどれほどあるのか。
私は思うのですよ。被雇用者はいつからこんなに偉くなったのかと。雇われたいから雇われて、文句を言う。これって違うんじゃないかなと私は思うんだ。もちろん、事前に知らされていた待遇と異なるとか、いろいろ理由はあるかもしれない。でも、なら辞めたらいいんじゃないかな。
法律上、現代は過去に類を見ないほど被雇用者が厚遇されている。そして雇主にとって「雇用」とはハッキリ言ってリスクに他ならない。リスクを負って雇ってくれた事に対して現代の被雇用者は何も感じないのかな。合わないなら辞めればいいし、合う企業が無いなら自分で会社を立てればいい。きっとそうすれば「雇用すること」がどれだけ大変なことかわかるはずだから。
法令や労基法をないがしろにすることは決して褒められた事ではないけど、でもそれらにただ従っているだけで企業が円滑に成長できるかと言えば、消してキレイ事だけを言ってられるものではない。従業員の給料を上げるために、将来を見据えて設備を整えるために、いろんな事にお金は飛んでいく。そのためには、時として「社員の情熱」が必要な場合は当然あると私は思う。
私は過去に残業代が出ない企業に務めたことがあるが、残業代が出ないことに不平を漏らしたことは(たぶん)無い。会社に寝泊まりすることもやぶさかではなかったし、何より仕事が片付かないとアズマシクナイ(落ち着かない)ためだ。
人によってはこういった行為を「社畜」だとか「ブラック企業に洗脳されている」と思うのかもしれない。ただ、私は自分の意志でそれをしていたし、そこに情熱を費やす事は自分のためだとも思っていた。ブラック企業だなんだと、企業や労働環境を非難する多くの人は、きっと仕事に情熱を費やしたことの無い人なのかなとも思う。
なんにせよ、今の世の中は被雇用者が強すぎる。
雇われることの意味、お給料をもらうことの意味。忘れてるんじゃないかな。
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