WWDC2013はどうでしたか
iPhone5Sの発表はありませんでしたがMac Proには驚きましたね。あとは既定路線でしたけど。
2013-06-12 00:23:47
入力時間 / 09:16
えー!みたいな。Mac Proがー!みたいな感じでしたね今年のWWDC。スマートフォンへの熱を既に失っている私にとってドキドキはほとんどありませんでしたが、Mac Proは普通に驚きました。というよりむしろ本当に驚いたのは新Mac Proの紹介Webページです。Webに携わる人は必ず見るべき。
ひとつの商品を紹介するのに、ここまでの労力を費やすものだ!というくらいの素晴らしいWebページになっています。見習いてぇ。以前も書きましたけどAppleはIT業界全般、そしてWeb業界にもかなり影響与えてるんですよね。Appleがアコーディオンつかったらみんな使うとか(笑)
ま、そんな余談はさておき、個人的にiOS7はちょっと不安。実際に触ってみない事にはわかりませんが、美しいフォントで彩られたフラットなUIが日本語になった時にどの程度見づらくなるのかが超コワイ。日本語ってかなり特殊なんですよね絵面として見た時に。ちょっと「急激な変化」だなーって感じはスゴクしていますiOS7。
そんなことより、制作に携わる人なら思わずジ~ンとする記事がIT mediaに掲載されています。
アップルがWWDC 2013で伝えた「本当に大事なこと」 IT media
以下、引用
もし人々がみな、追われるようにして作れるものすべてを作っていたら、
いったい誰が1つのものを極めてくれるのか
我々は「便利」を「喜び」と、
そして「豊富さ」を「選択の自由」と勘違いし始めている
何かをデザインするためには、焦点を絞ることが大事だ
そして我々が最初に問うのは、人々にどう感じてほしいかだ
例えば、「喜びを与える」「人々をつなぐ」……
その後、我々はその意図に基づき、手を動かし、作り始める
これは時間のかかる作業だ
1つ1つの“YES”の背後には1000の“NO”がある
我々はものごとをシンプルにし、完璧なまでに洗練し、
我々の作るものが、1人1人の人生を変え、
心に触れるようなものになるまで、
製品のそこかしこに手を入れて、何度も作り直す
そこまでやって初めて、我々は製品に署名を入れる
「Designed by Apple in California.」と
引用ここまで。
記事の筆者は現代版の「Think different.」としてこの一節を評価していますが、私もすごく胸に刺さりました。ものづくりに対する真摯さというか真剣さというか誠実さというか。制作に携わる人は思わずグッときちゃうんじゃないでしょうか。私はものすごくグッときてます。
ということで、私も自分がつくったものに「Designed by Wada in Sapporo(笑)」と書けるように頑張らなきゃなーと思った次第です。やるぞ!
P.1455