和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

ブログを書いてて本当によかった

もうかれこれブログを書き始めて5年くらいになりますが、こんなブログでも書いててよかったなとしみじみ思います。

2013-05-29 09:01:34
入力時間 / 27:38

ブログをはじめた意図や経緯はいろいろありますが、実際にブログを継続的に書くことの効能はやはりやってみないとわからないものですね。こんなしょーもないブログですが、書いてて本当に良かったと今では思っています。過去の記事は消したいくらい恥ずかしいエントリや、今の自分の見解と相違するエントリも多々ありますけどね!

twitterやfacebookやtumblr、そして数多のキュレーションサービスが跋扈する現代において、純粋でユニークなコンテンツ性を維持しているメディアはブログだけと言っても過言では無いでしょう。みんな文章を書くのが面倒だし、文章を読むのも面倒なんでしょうけど、情報力を鑑みればブログに勝るメディアは無いんじゃないかな。

私がブログを書くことによって得たことをご紹介(という自慢)させていただきたい。

思考を表現しやすくなる

文章を書くことを「起こす」とも言いますが、人間の「思考」「言葉」に変換することは、日本語を英語に翻訳するのと同程度の技能が必要になります。思考内ではより感覚的に価値を捉えていますが、文章にする際はより適切な語句をピックアップし言葉を紡ぐ必要があるためです。日常的に文章を起こすことで、それらの感覚が養われるという側面はあるんじゃないかな。

読むより書くほうが学ぶことが多い

勉強もそうですが、ただ読むよりも書くことの方がより学ぶ点が多い。例えば誤字・誤用が無いように気を使うだけでも十分勉強になりますし(それでも誤字・誤用は多いですが)、読み手を意識することで伝わりやすい文章を心がけるという観点も重要になります。文章を書くというのは割りと大変で面白いことなんですよね。なので、学ぶべき点は多い。

自分の価値観の位置がぼんやり見えてくる

エントリに対して、閲覧者のリアクションを得ることで自身の価値観と他者の価値観のギャップが見えるようになる。それはつまり自身の現在位置を相対的に測ることができるという点で非常に貴重です。物事に正解や不正解があるとは思っていませんが「自身にとって正解と考える事柄」が社会の中でどういう位置にあるのかを知ることができるというのは結構便利ですよね。活かしきれてませんが。

自身を客観視するための手段として

思考を文章にすると客観的に自分の思考を静観することができる。心の弱い私は何度ブログに救われたかわからない。自分の悩みや迷いを文章にすることで、冷静に自分自身を客観視することができる。頭のなかでモヤモヤしてることをズバッとブログに書いてしまうというのも案外スッキリするものです。

自身のアーカイブとして

本当に赤裸々で、読むと赤面しちゃうような記事も多く残されていますが、自分自身の足跡として、軌跡として、記録が残るというのは意外と面白いものです。人生の流れが見えると言うと大げさかもしれませんが、今の自分自身がどういった経緯で在るのかを振り返ることができますからね。過去の自分の方が立派な事を宣っていたりもしますが、それはそれで過去の自分から学ぶこともできますしね。

と、言うことで今ではすっかり衰退してしまったブログですが、いいもんですよブログ。
140文字で表現できることなんてたかが知れています。
みんなもっと文章を書くことが好きだったらいいのになーってたまに思います。

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