リスクの過大評価
私はリスクが嫌いだ。ラスクは好きだ。でも、リスクは嫌いなんだ。
2013-05-01 01:47:29
入力時間 / 13:18
リスクとは「ある行動に伴って、危険に遭う可能性や損をする可能性」(wikipediaより)の事ですね。私はそれが嫌いだ。大嫌いだ。リスクとは無縁の人生を歩みたいと常々思っている。石橋は叩いても渡らず、虎穴に入らなければ食われない、和田は危うきには近寄らない。そんなマイライフ。
では、なぜここまでリスクを忌み嫌うのか。正直、自分でもよくわかっていない。そこで考えた。「危険性を過大評価することにより、その対価を過小評価している」のではないかなと。行動に対しての対価や結果と、危険性・損失を天秤にかけた際に、私は明らかに危険性・損失を過大評価している節がある。それが、リスクを踏破できない根源的な理由なんじゃないかなと。
もちろんリスクマネージメントはとても大切だ。君子危うきに近寄らずとも言う。しかし、それも結局は程度の問題で、多少のリスクは踏破して行かないと究極的には「家から出ないで暮らせば安泰」みたいな結論になってしまうことは想像に難くない。
目先のリスクを回避することで、将来的なリスクを増大させる場合だって当然ある。それではまさに本末転倒である。致命的なリスクを除いて、傷はどんどん負っていいじゃんね。無傷で人生、踏破できるわけないもの。致命傷だけ避けてりゃいいんだよ。それくらいの気持ちでいかないと、本当に行動できなくなっちゃう。っていうか行動できなくなってた。
と、いうことでリスクヘッジやリスクマネージメントも大切だけど「肉を切らせて骨を断つ」なんて言葉もあるように、多少のリスクはむしろ受けにいこう全日本プロレスのように。と、今日心に誓ったのである。
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