和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

理解の強要

何人たりとも、自分以外に理解を強要することはできない。

2013-04-20 03:16:33
入力時間 / 12:36

過去を振り返ってみて・・・ってまた振り返るんかいっ!!と、いい加減前向けよって話ですが。最近ずっと後ろ向きっぱなしだな。いや、でももう前向きになるのは諦めよう。今年は後ろを向きつつムーンウォークで歩く年にしようと決めた今。

どれだけ言葉や表現を尽くしても、伝わらない事ってある。そして「なんで伝わらないんだろう」って思う。でも、伝わらないことは当然なのだ。価値観も知識も経験も何もかもが異なるのだから。どちらが正解・不正解という事ではなく、純粋に相容れないというだけの話で、実に単純なことだ。

でも、時として人は理解を強要する。押し付けるともいう。これはパソコン業界やIT業界の歴史にも同じ事が言える。「使いたかったら理解しろ。」「活用したかったら理解しろ。」というやつだ。いや、この言い分は至極正しいと思うんだ。「恩恵を得たいなら理解するための努力をしろ」という事はパソコンだけじゃなく、どんなことにも言える事。しかし、それが「理解を一方的に強要すること」を看過してよい理由にはならない。理解しやすい表現で伝達する努力を忘れてはいけない。

結局のところスマートフォンもタブレットも、パソコンより驚くほど貧弱だ。でも「とっつきやすい」という点でパソコンは遥かにそれらに及ばない。スマホ・タブレットの隆盛こそが今のパソコン業界、IT業界にとって模範とすべき姿である事に疑いの余地はあるまい。

理解を強要するのではなく、理解しやすい表現に努める。すごく大切な事だと思う。っていうか大切な事だって知ってたし。でも自分はしっかりできていなかった。反省。つまるところ生きるとは「情報を集積すること」であり「情報を再構築すること」であり「情報を伝えること」に他ならない。

どれかひとつでも疎かにしてはいけないのだ。すべてが大切なのだ。
大切なのだよぉー!!!

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