人は死ぬんだな
Dの食卓で有名なクリエイター飯野賢治さんが急逝した。
2013-02-21 23:19:49
入力時間 / 10:25
私自身、ワープのソフトを体験したことは無いが、Dの食卓やエネミーゼロが隆盛していた頃はちょうどゲームっ子だった時期だったので、飯野賢治さんの事は雑誌やテレビなどでよく目にしていた。ソニーのカンファレンスで脱プレイステーションを発表したことはよく憶えている。
1990年代はゲームクリエイターがある種のタレント性を持っていて、大竹まことのPCランドを始め、様々なゲーム番組があった。飯野賢治さんはそういった「露出するゲームクリエイター」としては発言や行動の過激さも相まって先駆的な人でしたね。そんな飯野賢治さんが42歳という若さでお亡くなりになってしまうとは・・・。ご冥福をお祈りいたします。
知ってる人がどんどん死んでいく
私も今年で34歳。この歳になると、若いころにテレビで見た人がどんどん死んでいく。その度に、改めて「人は死ぬんだな」と実感させられる。望む、望まないに関わらず、人は予期せず死ぬ。どんな人でも、いつかは必ず死んでしまう。
いつかは必ず死を迎えるのに、人はなんで今を生きるのだろう。なんて考えたことはありませんか。もちろんそれは次代のためだったり、世界のためだったり、そういった大局的な流れとしての役割があるのはわかりますが、主観として考えた時、その答えはやっぱり見つからない。
悔いのないよう生きても、後悔しながら生きても、結局いつかは死んでしまう。生まれたその瞬間から絶対に揺らぐことのない未来が死であり、そこが生命にとってのゴールなんですかねやはり。
私も予期せず急逝するかもしれない。
この歳になると、死は決して対岸の火事ではない。
でも、やっぱりどうせ死ぬなら、やることをやってから私は死にたい。
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