和田憲幸のブログ

4.0は3.xから全面刷新なので設置方法がかなり大きく変わります。が、3.xよりかなり設置しやすくなる予定です。いやーやっぱなんかつくるってのはテンションあがりますね。では簡単な仕様を。

HTML5準拠

基本的にHTML5仕様で行こうかなと。「え？MSIE8以下は死亡？」とご心配の皆さんは安心してください。HTML5をベースにして、MSIEでは拡張して対応するというような仕組みを想定しています。ややこしい。例えばHTML5から必須エレメントの指定はrequired属性をつかったり、typeにtelやemailなどが追加されたりしていますよね。基本はこの指定を踏襲して、対応していないブラウザではJavascriptでそれを補完します。

対応するエレメントタイプ

tel、url、email、datetime、date、time、number当たりに対応しようかなと考えています。これらのエレメントはHTML5非対応ブラウザでは普通のtextフィールドとして識別されるので対応しやすいしね。まぁ主に利用されるであろうエレメントはemail、date、tel、urlあたりでしょうか。他にもcolorとかrangeとかあるんですが、一般的なメールフォームではまず使わないだろうから無視。

脱jquery

今回のアップデートでjqueryを外します。外すと言ってももともと大して使ってなかったんですけどね。

オートメーション化

例えば「エラー表示用のタグを追加する」なんて工程がありましたがこういうのも全部Javascriptで自動的にやっちゃいます。エラーエレメントに関しては親ノードに追加するくらいしかできないので、一応手動で追加することもできる仕様にはなります。ただ、自動と手動は共存させる予定なので、多くの処理を自動化で賄うことができればコーディングにかかる負担は劇的に減るんじゃないかなと目論んでいます。

レスポンシブWeb前提

一応設定ファイルで指定できるようにするつもりですが、レスポンシブWebにシッカリ対応させたい。まぁこれが実は一番の目的ではあるのですが。スマートフォン対応なんてMSIE対応から比べればへのつっぱりにもならないしね。

設置を簡単に

設置を簡単にするために各機能はadd-onsのような形態を考えています。ややこしい事をしたい人はアドオンを設定する必要があるけど、必要最低限の設置の場合はすごくシンプルになる予定。

アップデートをしやすく

基本的には差分アップロードでアップデートできる仕様にしたいが、そううまくはいくまい・・・。ただ、前述のアドオン形式のように今回の仕様ではファイルが分散されるためアップデートはしやすくなると思います。個人的な見解なんですが「ファイル数が多い＝難しい」ってイメージがどうしてもあって、今まではファイル数が多くならないように気を使っていたのです。なんか色んなファイルを編集しなきゃいけないってイヤですよね。私はイヤなんですよなんとなく。その辺りとメンテナンス性をどうバランスを取るかというのが今回の問題点ですかねぇ。

と、いうことで久々のアップグェードなのでメールフォームプロをご利用の皆さんはぜひ期待して待ってて下さい。