和田憲幸のブログ

新年あけましておめでとうございます。年始のご挨拶をビデオで撮り始めたのが2008年元旦から。もう5年になるんですね。なんとか2013年を迎える事ができました。これもひとえに皆様のご高配の賜物ですね。本当に本当にありがとうございます。

年賀状や年始の挨拶の起源は奈良時代くらいまで遡るそうです。現在は年賀状や年始の挨拶は形式・儀式的なものになってしまいましたが、きっと当時は死が身近な時代だったので「まだうちの家族は生きてるよー」という連絡に近いものだったのかもしれないですね。私も齢を重ねる毎に本来の意味に近づいているような気がします。

新年を迎える事ができたことへの感謝

これに尽きるのではないかなと。一昨年の震災や昨年のトンネル落盤事故など、人間は目を背けているだけで意外と死は身近に潜んでいると思います。私がこうして新年を迎える事ができたのは、多くの人や自然だとか地球だとか宇宙だとか、そういった途方も無い因果がもたらした偶然の産物なんですよね。その偶然に感謝し、またその偶然をもたらしてくれた世界だとか人々だとか自然だとか、そういうもに敬意を払う機会なのかなと思います。

望む望まないに関わらず死は必ず訪れるわけですが、それでも今こうして「生きている」ということを年賀という形で関わってくれた人に感謝するのが年賀状や年始のご挨拶なのかなと改めて思っております。ということで本当に感謝の極みですね。和田に関わってくれた皆様、並びに関わっていない皆様も含めて本当に感謝です。

いつ死ぬとも分からない人生ですが、生を与えてくれたこの世界に対して少しでも恩に報いる事ができるよう今年も頑張っていきたいと思います。そして皆様にとって2013年が健康で多幸な一年でありますように。

本年もよろしくお願いいたします。