和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

Macトラブル時に試すこと

久々にMacがトラブル。あまりに久々なのでトラブル時に何をやるかをメモっとこう。

2012-11-19 07:22:44
入力時間 / 20:19

画面の所々に水色のブロックノイズが出現する

私のiMac(Mid 2010)がトラブルに見舞われました。症状としては画面にブロック状のノイズが載ること。そして放置すると画面全体が激しく崩れること。最初はディスプレイが熱で逝ったかと思ったのですが、面白いことにスクリーンショットでも症状が確認できるという珍しい状態。VGAかVRAMが逝った可能性大。が、MacOS 10.7 Lionまでは問題なく使えていたのでドライバ周りか、システム周りの可能性も否定できない。

という状況から何を試したかを書きます。

PRAMクリア

まずMacではお馴染みのPRAM(ピーラム)クリアですね。
キーボードの「P+R+コマンドキー+Optionキー」を押しながら起動。起動音が2度なったら離す。

NVRAMクリア

システムを終了して5秒置いた後、上記PRAMクリアと同じ事をする。

SMC(システム管理コントローラ) リセット

  • アプリをすべて終了
  • スリープにする
  • スリープから復帰する
  • 復帰したら再起動する
  • 起動したらシステムを終了する
  • 電源コード(又はバッテリ)を外して10秒待つ
  • 電源コードを付けて起動

Apple Hardware Testを実行

10.6まではキーボードの「Dを押しながら起動」で10.7以降は「D+Optionを押しながら起動」です。10.7以降はなんとインターネット経由になるのでネットワーク接続している前提となるようです。iMac Mid 2010ではネット経由でAHTが使えなかったので、ソフトウェアインストールディスクを入れてD起動でしたね。

セーフモード起動

「Shiftキーを押しながら起動」でセーフモード起動。余計な機能拡張などが含まれずにシステム単体が起動するのでソフトウェア絡みの問題時は安定することが多いですね。

周辺機器をすべて外す

意外とサボりがちな対策がこれ。標準キーボードとマウス以外の全ての周辺機器を外すというのはとても大事。AHTをやるときも外さなきゃ駄目です。

メモリを外す

メモリを増設している場合は増設したメモリを外したりするのもとっても大事。時には1枚ずつ挿し直したりすることも必要です。

クリーンインストール

手っ取り早いのがクリーンインストール。ただシステム起因の場合はクリーンインストールで解決しますが、ハードウェア的な問題の場合は無意味ですけどね。AHTなどを試してハードウェアに問題が無いかを確かめてから行ったほうがいいかも。

と、いうことで週末はアレコレ試して1日が終わってしまいました。症状を調べると画面が崩れる前兆として「Macの消費電力が跳ね上がる」という症状を確認しました。私の作業環境はWin×2機+iMacなのですが、平時の消費電力は450w程度で、iMacの画面が崩れるときは1000wを超えていました。やはりVGAが逝ったのかなぁ。

アクティビティモニタを見る限りではネットワーク負荷と消費電力の上昇がリンクしているような傾向があるので、現状はiCloudを切ってオフラインでテスト運用中です。MacOS 9.x時代はそれこそ数ヶ月毎にOSインストールをやってましたが、Intelベースになってからはトラブルらしいトラブルも無く過ごしていただけに、懐かしいやら悲しいやら。

昨今のiMacは小型化や薄型化が著しいですが、熱問題とトレードオフという現実もあるので、もうちょっとモッチャリしてていいから熱対策をしっかりした機体を出してほしいなと切に願っております。

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