Microsoftをラーメン屋に例えると
ちょっとウトウトしている時になかなかわかりやすい例を思いついたので。
2012-09-04 11:54:55
入力時間 / 13:06
私の中でMicrosoftは野暮ったいラーメン屋ってイメージ。決して店舗の装い(UI)は美しいとは言えないし、衛生的(セキュア)ではないんだけど、職人の味というか、食べれば食べるほど馴染む味を持ったラーメンを提供してくれるお店だと思っています。思っていました。
そんな多くの人が愛するラーメン屋Microsoftがこの度、リニューアルオープンするという。店舗の装いもラーメンの味も「今までのラーメン屋Microsoftは無かった事にしてください」と言わんばかりの変革だ。さぁ果たして今までの店舗と味を愛していた常連客はどう思うだろうか。
Windows 8の飛躍(?)についての例えとしてはまずまずじゃないだろうか。
Microsoftの気持ちはわかる。目の前にあるカフェ Appleはどんどん顧客数を伸ばしている。それも今までMicrosoftの常連客(開発者)だった人たちばかりだ。Appleの新メニューiPadもすこぶる評判がよさそうだ。客を呼び戻すためにもテコ入れをしなきゃ!!そう思う気持ちはわからいでもない。
しかし私は思うのだ。まったく新しい味で挑むのであれば、まず今までの暖簾を下ろすのが先なんじゃないかとね。少なくともWindows 8は多くの人が認識しているWindowsではないし、多くの人がWindows 8のようなWindowsを望んでいるとは到底思えない(現時点では)。
もちろん飲食業とソフトウェア業を完全に混同して比較できる話でもないが、少なくとも「Windowsを愛している人」にとっては足繁く通っていたラーメン屋の味が全く変わってしまうくらい、今回の衝撃は大きいんじゃないだろうか。
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