和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(44歳)のブログです。

尖閣と竹島、責めるべきは

尖閣諸島問題と竹島問題で本当に責めるべき相手は誰だ。

2012-08-22 15:32:50
入力時間 / 13:06

ようやく少し落ち着いてきましたが尖閣諸島問題と竹島問題、もっと言えばロシアの北方領土問題もそうですが領有権に関する問題がいろいろと活発化していて嫌ですね。私は嫌です。領有権なんぞで国民同士がいがみ合うなんて。むしろ、日本国民がその事に対して他国へ敵意を見せることが嫌だ。

私達日本人が「竹島は日本の領土」「尖閣諸島は日本の領土」「北方領土は日本の領土」と教えられたように、韓国も中国もロシアも、国民はそのように教えられているだろう。そしてそれらの何が真実かを得ることは一般人には正直難しいのではないかと私は思う。つまり各国の国民は自国内で流布している史実を元に論じるしかないわけだ。

そんなわけで、韓国人や中国人、ロシア人が「我が国の領土」と考える事はそう不思議な話でもないと私は思います。なので他国の国民を責めてもハッキリ言って意味無いと思うんですよね。

真に責めるべきは日本政府でしょ

日本国民は「竹島は日本の領土だ!!」なんて言う必要すら無い。政府にしっかりとした対応を求めることこそが日本国民として行えるもっとも紳士的なアプローチなんじゃないかなと思います。領有権なんて国際的問題でいち国民が他国を罵倒したところで何も解決しないばかりか、自国の民度を落とすことになると思うのよね。

前述の通り他国は他国の教育があって、その上に国民が成り立っているわけだから、相手国の国民を責めるのは馬鹿げている。竹島に泳いで渡った韓国アイドルや尖閣諸島に上陸した中国の活動家を非難したところで、日本という国の品位を貶めるだけだと少なくとも私はそう思います。いや、たしかにイラッとはくるけどね。

外交を仕切るのは日本政府。日本政府にしっかりしてもらえば済む話。いまの政権には何の期待もできないが、それでもその政権になったのは国民の責任だしね。反原発デモとか韓流デモとかやる前に、私は元政権へのデモをやることが最も必要な気がするんですがね。

罪を憎んで人を憎まずという言葉がありますが、できることなら誰も憎みたくないもんですね。

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