キャッシュバック
私はね、キャッシュバックというのが好きじゃないんだ。
2012-07-17 10:49:30
入力時間 / 08:20
先日、auショップで「ナンバーポータビリティで7万円キャッシュバック!!」というポップを見た。
で、私思ったんですよ。
その7万円はどこから拠出されてるのさっ!
とね。
携帯電話のインセンティブビジネスが始まった頃から当たり前のようにあったキャッシュバック。私はこれが本当に好きくない。だってさ、キャッシュバックできるって事は余剰利益があるって事でしょ?「最初からもっと安くしろよっ!」って普通は思うよね。
ことMNPに限って言えば新規ユーザ獲得のために既存顧客から余剰に得た金をばらまいていると取ることもできるわけだ。顧客に待遇の格差を付けるというのは商業としておかしいんじゃないの?って私は思うんだけどね。まぁこれは電電公社時代から続く悪しき慣習だから仕方のない事なのかもしれないけどさ。
サービス品質と費用対効果の飽くなき追求
私は商業というものがかくあるべきだと思うんです。技術を研鑽し、サービスの品質を高め、またそれによって費用対効果を極限まで高めるというのが企業として、商業としてあるべき姿だと思うんですよ。「キャッシュバック」なんて言ってる企業はキャッシュフローしか見えてないように私は感じるのよね。「サービスとか技術とか二の次」って感じ。
まぁ「キャッシュバック」なんつってる時にふとその拠出を疑問に思う人がもっと多くいるならこんな社会にはならないわなぁ。
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