人生の仕組み
人生というか生命というか。なんかそんな感じの仕組み。
2012-06-20 12:22:40
入力時間 / 12:01
人工知能ってどうやったら作れるのかな。と考えていたんです。そもそも生物はなぜ成長したり進化できるのかなと考えていたんですよ。つまり学習の仕組みですね。そんなことを書きます。
1.感じる
まず「感じる」という所作があるのかなと思います。大人でも子どもでも赤ちゃんでも。何かを「感じる」んですよね。そしてその感じた事を吸収する。見るとか聴くとか嗅ぐとか触るとか。とにかく感じる事がまず最初だと思います。
2.出力する
そして感じたことを「出力する」と言うとなんかプログラム臭いですね。「表現する」と言い換えたほうが良いのかな。または「実践する」かな。ブログとかSNSとかツイッターとか、仕事でもなんでもそうだけど必ず何らかの形で「感じたこと」を「出力する」というプロセスになるのかな。
3.評価される
プログラム開発ではレビューという工程がありますよね。いわゆるフィードバックというやつですね。「感じたものを、自分の中に入れて、表現した」事の是非を自分以外から評価・判定されるわけです。今の人間社会にはほとんどありませんが、はるか昔は自然だとか他の動物から評価・判定を下されていたのだろう。
4.評価結果を感じる
そして評価された内容を再度感じるわけです。適切なのか不適切なのか。成功なのか失敗なのか。それによって自分自身が感じたこと、出力したことを調整するわけですね。つまりここが「学習」と言える部分なのかな。そして1に戻るわけです。
これら1から4の工程はソフトウェア開発に携わる人なら「当たり前じゃん」という話なんですけど、生命だとか人間だとか人生だとか、なんでもこの工程で成り立ってるのかなと私は思います。人間の仕組みというか生命の仕組みというか、生まれた瞬間から感じる事が義務付けられていて、感じた者は出力する事を義務付けられているというような。
こういう仕組みをプログラミングできれば、またはネットワークと紐付けられれば、あるいは人工知能のようなものがきっとできるんだろうなぁ。昨今、学習系スタートアップが隆盛しているので、こんなことを考えてみました。
無意識で人間は学習まで行っちゃうけど、本当に良くできてますよねこの世界は。
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