危険性対効果
どんな行動にも必ず危険性が潜んでいますよね。
2012-05-01 16:45:01
入力時間 / 16:59
最近、交通事故が立て続いていて嫌ですね。行楽シーズンなので皆さん気をつけてください。と、言ってもゴールデンウィーク中に水難事故とか交通事故また起きるんでしょうけどね。
私はね、自動車の運転があんまり好きじゃないんです。なぜかって言うとリスクが高いから。特に深夜・朝方なんかは新聞配達のお兄ちゃんが道路を普通に横切ったりしてスゴク危ない。ここで「好きじゃない」という感覚を私が受けるのは自動車を運転する事によって得られる「恩恵」と、運転する事によって発生する「危険性」のバランスに問題があるからと言える。
転じてバイクの運転は好きです。なぜならバイクは死ぬときは自分だから。いの一番に自分が死ねる。もちろん他人を殺傷するリスクもあるが、それよりも自分自身が死ぬリスクの方が圧倒的に高い。だから自動車よりもバイクの方が好き。
行動を考えるとき、必ず「危険性」を考えて、その危険性に見合った「効果」が得られるかを考えるべきですよね。まぁそれらを加味して考えると「連休中は家でジッとしてる」のが一番合理的なんですけどね(笑)
社会・国家が発達していくにつれて個人個人が「危険性を回避する」という思考が薄れているように思います。危険性を払拭するのは他人任せなんて有り得ないのにね。私がまだ小さかった頃はもっと世の中に危険性が溢れていたし、ある程度自分の判断で危険を回避する必要に迫られていたとおもいます。
過保護過保護でぬくぬくと温室で育てた農作物が病害虫に弱いのと同様に、危機管理意識は育てようと思わなければ決して育つものではありません。なんでもかんでも国家や自治体、企業、他人の責任にするのは容易いことですが、自身が危険性を認識し、回避するように一人ひとりが認識を改めなきゃ駄目だと思うんですけどね私は。
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