過去の自分と背比べ
自分の成長をもっとも簡単に知る方法は過去作ったものを作りなおすこと。
2012-03-15 07:35:49
入力時間 / 16:41
このスクリーンショットは初代synck.comです。今とは全然趣きが異なりますが時系列に並べていくと自身の成長の変遷を見て取ることができるもんですね。まぁ物づくりしてる人は「過去作ったものなんて見たくねぇ!」とおっしゃる方も多いと思います。もちろん私も例外ではありません。スゴイ恥ずかしい。でもドMだからこの羞恥プレイに望んでる次第です。
synck.com v2 / 2006
これは今でも憶えている。KonfabulatorというMacOS用のソフトがあって「このサイトかっけぇ!」と思ってガッツリとパクッたものです。なのでv2ですでに迷走してます。
synck.com v3 / 2006
v3で今のサイトの原型ができました。骨格や導線を含めて既存のsynck.comとそうそう大きく変わってはいませんね。ただこの時はまだtableレイアウトのHTML4.0で組まれていました。
synck.com v4 / 2007
v4でXHTMLになりましたね。XHTML化に伴いCSSで処理できる部分は可能な限りCSSで書くようにしてimgタグの排除をした記憶があります。
synck.com v5 / 2007
忘れもしないAppleの英断。当時ウェブサイトの横幅は740pxが基本だったのですがAppleがまさかの960px化。Web業界全体がAppleに牽引されるかのように横幅を広げたことは記憶に新しいですよね。私もそのビッグウェーブにのって現在とほぼ同じ骨格になりました。
synck.com v6 / 現在
そして現在、裏側の目に見えない部分に手をいろいろ加えて今があります。すこしケバケバしくなったかな。
こうやって「同じ題材」のものを過去と今で比べると自分がどれだけ成長したのかよくわかりますよね。まぁ渡しの場合はあまり成長していませんが、それでもソースを覗くと過去の自分を殺したくなるほど成長の足跡がわかります。
「過去の自分が作ったもの」を「今の自分が作ったらどうなるか」という行為は家の柱に背丈を刻むように、過去の自分と今の自分を客観的に評価できるシンプルなメソッドだと思います。なのでオススメです。
今の自分を知りたい方はぜひ過去の自分がつくった題材と同じ物をつくってみてください。
ちなみにこれらのサイトは全部、在職中(社会人だった頃)に作ったもんだ!
過去の自分を褒めてやりたい。そして今の自分をなじりたい。
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