和田憲幸のブログ

いや、決して合理的だから謙虚に振る舞うわけじゃありませんが、謙虚な姿勢には非の打ち所が無いほどの合理性によってその価値が証明されるという話です。まぁ私は謙虚ですがね！

例えば何かしらの成果があったとして、その成果が自身によってもたらされたものであるという確証がある場合の話を。その成果が自身の力によるものであっても決してそれを主張せず、何なら他の人の功績であるかのように謙虚に振る舞うことには合理的な意味がある。ややこしい。

功績を譲られた方は当然の事ながら評価されたと認識し素直に嬉しい。功績を評価する側の人間（上司など）からすれば、それらの人間が有能であれば実質的にその功績が誰によってもたらされたかを看破することなど造作も無いことなので自身の功績は揺るがない上に謙遜するその姿勢に好感を持つ事だろう。

よしんば評価する側の人間が無能であった場合は、無能である事を自身が看破することになるため、その場所に長居する必要が無くなるに足るだけの動機を手に入れる事になる。ようは見切りを付けるキッカケになると。

なので功績・手柄は自身で主張せず、誰かに押し付けるのが最も合理的な立ち振る舞いだと私は思います。
なんかちょっと腹黒いような気がするけどきっと気のせいです。