本物を評価する
中国ではバッタモンのiPhoneが飛ぶように売れているとかなんとか。
2011-11-27 09:05:09
入力時間 / 12:32
これがバッタモンの激安iPhoneのCMらしい。
さすがバッタモン王国、中国という感じがしなくもないが、例えば日本でこのような商品が販売されたらどうなるだろうか。ネタで買う人もいるだろうがあまり多くは売れないだろうと思う。それは日本人の道徳であり美徳が関係していると考える。
ゴッホは生前に1枚しか絵が売れなかったとか。死んだ後に評価されたって本人には届かない。つまり、消費者は本物を適性に評価しなくてはならない義務があると私は思うのだ。良いものは良い。悪いものは悪い。主観を排除しサービスや商品を適正に評価する。それはやはりモラルの話だろう。
”安い”が正義なんてあたしは認めない
価格を下げるための努力は大切だが、価格が安い事自体は評価の対象には絶対になり得ないと私は思うんだ。安いから選ばれるというのは、市場全体の品質を低下させることはあれど、品質を向上させる事はないと思うから。だからこそ消費者も「安い」を評価するのではなく、やはり「品質」を評価して然るべきだと思うのだ。
もし消費者が本当にその商品やサービスを適正に評価する眼を持ったならばTPP参加など恐れるに値しない。生産者・サービス提供者は「よりよいサービス・商品の提供」のみを考え追求し、消費者は「品質の高いサービス・商品を評価」すれば日本が他国の後塵を拝する可能性など無いから。
しかし、App StoreやAmazonなどのレビューを見ていると少し不安になるのは事実。TPP参加によって真に試されるのは生産者やサービス提供者ではなく、日本の消費者なんじゃないかなと。安い粗悪な商品やサービスに飛びついたりしやしないか少し心配だ。
そういう意味でも「本物をしっかり評価する」という意識は大切ですよね。
自分のためでもあり、また社会(日本)のためにも。
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