ボウリングと目的
私はボウリングがちょっとうまい。ハイスコアは260くらいだったかと。ボウリングで大切なのはピンを狙わない事。
2011-11-21 10:10:29
入力時間 / 10:18
父がボウリングブームを生きた人間だったので、小学生の頃は毎週何度もボウリングに行ってました。父もボウリングがうまかったなそういえば。ちなみにボーリングじゃなくてボウリングですよ。ボーリングは穴掘る方です。割りと混同されがち。
今日はそんなボウリングがうまい私がボウリングのコツ的なものを。
ボウリングとは玉をピンに当ててピンを倒すゲームです。とても単純。しかし、その単純なピンに玉を当てるという行為が意外と難しい。それもそのはず、ファウルラインからピンまでの距離は18メートルもあるのだ。対して玉の大きさは直径21cmちょっと。気軽に楽しめるゲームだが割りとシビアなゲームなのだ。角度が少しでもズレたらスポットを外してしまう。
素人はピンを狙う
ボウラーじゃない人はピンを狙いがち。視線の先にはピンがあり、ピンに向かって投げる。しかしピンは18メートルの遥か先。簡単にはヘッドに当てる事はできない。だからピンを狙っちゃダメ。そう。ここで本題のスパット先生が出てくるわけです。
ボウラーはスパットを狙う
スパットという言葉を知らない人も多いだろう。レーンの途中にある▲の印のこと。これはファウルラインから4.5メートルの位置にある。18メートル先を狙うか、4.5メートル先を狙うか。この違いはかなり大きい。4.5メートル先であれば高い確率で狙う事が可能だ。
自分の玉のクセを知ること
しかし、自分の球のクセを知らないといくら予想通りのスパットを通せたとしてもスポットには当たらない。まず自分自身の玉のクセを知ることだ。さすれば18メートル先のピンに玉を当てるゲームから4.5メートル先のスパットを通すゲームに変わるわけだ。
つまり、何が言いたいかと言うと、遠い目的を達するためにはまず近い目的を設定すべき!という話をしたかった。長かった本題にくるまでが。自分自身の方向性(玉の軌道)をよく理解した上で近い目的をしっかりと設定すれば、遠い目的を達することは容易だよね。という話をしたかった。
小学生の頃、父によく「ピンを見るな!」と言われたものです。遥か遠いピンを見て動いちゃダメ。
これはボウリングだけの話ではなく、人生においても私の中で息づいているなと感じます。
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