iPhone4Sを使ってみて
初日は手続きトラブルの関係で入手できませんでしたが。
2011-10-17 07:46:30
入力時間 / 15:08
スーパーアークス恐るべし。無事iPhone 4S(ソフトバンク版)をゲトしました。
以下、簡単なレビューです。
カメラの性能がちょっとよろしい
カメラが実用的なレベルで機能向上しているのが使ってみて一番グッときた。今ではFlickrにアップされる最もシェアの高いカメラになったiPhoneですが4Sになったらもっと増えるかもしれないね。上記の写真を見ていただけるとわかる通り、レンズの性能が上がってるおかげで色味の再現度もよろしくなっている。もちろん眼レフには及びもし無いが、携帯電話についてるカメラとしては十分だろう。そして処理速度の向上がカメラにも活きていて、カメラアプリを起動してからモタつかないのはアリガタイ。カメラアプリを起動してからモチョモチョされるとシャッターチャンスもへったくれもないですからね。
キビキビ動く
iOS3.x時代に出たiPhone 3GSの時のようにとてもキビキビ動く。純粋な処理性能の向上の恩恵だろう。もちろんiPhone4でもそれなりにキビキビ動くが、それ以上という事。Pentium III Coppermineを彷彿させるキビキビ感は使っていて小気味良い。マニアックですいません。iPhone4でも十分私には許容範囲なんですけどね処理速度は。
持った感じはiPhone4と何も変わらない
ホームボタンを押してSIMなしの表示を確認するまでiPhone4か4Sか全然わからない。当たり前だけど。消音トグルの位置が微妙に違う程度なので、iPhone4からアップデートするとなんか機種変更した気がしない。っていうかiPhone4のままでよかったんじゃね?とも思う。
電波感度良好
一番実感したのは電波感度に関するfixかな。iPhone4は両手でガッチリホールドすると電波が弱くなる。しかしiPhone4Sは両手でガッチリホールドして電波を弱くしようと思っても弱くならない。まぁアンテナ問題でさんざん叩かれたアップルさんですから同じ轍は踏まないわな。
Siriに期待せざるを得ない
ナビゲーションUIである尻、もといSiriには期待せざるをえない。日本語環境でも英語で話しかけることでSiriを使うことができる。拙い英語で話しかけてもSiriはしっかり応えてくれるのだ。英語で回答されるので私にはいまひとつわからんが…。2012年に対応との事なので恐らくは最低でも2012年度の第1四半期には間に合わせてくるだろう。4Sへの乗り換えはそれから考えてもいいかもしれない。ただ、その頃にはiPhone5発売との兼ね合いで悶々せざるを得ないだろうが。
総括
3GSの時と同様にマイナーアップデートだが、そのアップデートの方向性は間違いのないもの。最上級のユーザエクスペリエンスを提供するための基礎部分に注力したアップデートと言える。以前も書いたがiPhone4から無理にアップデートする必要は認められないが、ソフトバンクの無料アップデート対応やSiriへの期待を考えるのであればiPhone5発売の話が現実味を帯びてくる前に早々に買うべきだと思う。本機種は2~3年は確実に闘える機種だ。
アップルの良いところはアップデートの趣旨を履き違えないことだ。一部で落胆の声も上がったようだが、地力を上げることは遠回りのように見えて最もユーザエクスペリエンスに直結する部分。iPhone4Sを手にした多くの人がそれを感じるであろうことは想像に難くない。
迷ってるなら買っちゃいな!
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