iPhone4Sは買いなのか
歴代iPhoneを躊躇せずに買い漁ってきた和田が見るiPhone4Sについて。
2011-10-05 12:21:49
入力時間 / 21:14
iPhone5が発表されずに落胆されたことが多いであろう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
まぁ和田クラスになるとiPhone5はでないんじゃないかなと思っていた。まずは今までのリリースをおさらいしてみよう。
iPhoneリリース年表(日本国内のみ)
2008年07月11日 iPhone 3G 発売(2008年6月9日、奇しくも和田の誕生日WWDCで発表)
2009年06月26日 iPhone 3GS 発売(2009年6月9日、奇しくも和田の誕生日WWDCで発表)
2010年06月24日 iPhone 4 発売(2010年6月7日WWDCで発表)
2011年10月14日 iPhone 4S 発売(2011年10月04日発表)
アップデートサイクルの低下
まずアップデートサイクルが低下していることは一目瞭然だろう。みんな今年のWWDCで発表されると思っていたからね。しかし、今年のWWDCで発表されなかったのはなぜか。それはすでにiPhoneというデバイスが成熟期に差し掛かっているからに他ならない。ようはアップデートする必要が無いのだ。すでに搭載されているハードウェアとしての品質はiPhone4でほぼ完成されている。
ソフトウェアに重きを置くのがアップル流
これは言わずと知れたこと。アップルはハードウェアによるイノベーションを求めない。ハードウェアの能力を最大限に引き出すのがソフトウェアの役目だと言うことを知っているからだ。PPC時代が懐かしいぜ。これはPS3やXboxが毎年発売されないことと同じだ。ハードウェアの価値はソフトウェアの価値を超えない。というか超えられない。だから年に1回のアップデートで事足りる。ガラパゴス携帯は年に2回新機種出してるけどね(代わり映えしないものをね)。
将来的にもっとアップデートは遅くなる
と、私は思う。大体1年~2年程度でのアップデート(別基軸の機種除く)になると思う。というのも詰め込む機能が将来的にドシドシと現れるとは思えないし、クラウド化の恩恵によって多くのことはサーバを介してできるようになるからだ。これは消費者にとってもアリガタイことだと言える。私にとってもちょっとうれしい。半期毎に新機種がリリースされたらたまらないもの。
計画性の賜物
こういったアップデート頻度を下げる事ができるのはハードウェアとソフトウェアの両面を自社で行なっているアップルならではのアドバンテージだと言える。将来的にiPhoneで(ソフトウェア・OSとして)何をしたいか。それがわかっているからハードウェアにその伏線をはれる。ようは無駄がない。消費者にも無駄を強制しない。
結論
iPhoneを持っていない人は間違いなく買いでしょう。安定版と考えてよいですから。iPhone4を持っている人は無理に買う必要は無いように感じる。iPhone4はかなり完成度の高い端末ですし、何よりも音声コントロールが日本ではまだ使えないから。3G、3GSユーザは2年経つ頃だと思うので買い替えはアリかな。安くなったiPhone4という選択肢も費用対効果を考えれば全然アリ。
ウォール街ではiPhone5の発表が無かったことでアップルの株価が5ポイント下がったらしいですが、過去のリリース行程を見ればある程度今回の発表は予測できたことですからね。アンドロイド携帯とiPhone4Sを悩んでいる人は間違いなく4Sですね。安定感と鉄板っぷりが違いますよ。
まぁ私はどっちにしても買いますけどね。
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