作業への集中と高速道路
以前も書いた気がするけど書きたいから書くぞ!作業への集中と高速道路について。
2011-09-25 07:14:13
入力時間 / 16:59
これは持論というかずっと思ってる事なんだけど、現実問題多くの企業でこの事が問題になってると思うので書きます。高速道路と一般道を比較した集中と作業に関すること。たぶんこの事でイライラしてる人も絶対多いはず。
理想的な集中は高速道路
私は理想的な作業環境とは高速道路のようにあるべきだと考えている。それはどういうことかというと、信号機が無いってこと。一定の速度を保ち障害のない舗装された路面を走ることこそが作業環境として私は理想的だと考えているのね。でも私が過去に所属した多くの企業で現実問題としてそうではない場合が少なくなかった。ちなみに上の図は理想的な作業環境。最高速度まで加速して目的地までノンストップ!これがたぶん理想的でかつ合理的なワークフローだと思う。
現実的な作業環境は一般道
転じて現実問題として作業環境は一般道である場合が多い。その多くは無知で馬鹿な上司によるところが多いと思うのだが、下の図をまず見ていただきたい。共感される方も少なくないのではないだろうか。会議だ打ち合わせだ、電話だメール対応だといろんな信号機にストップをかけられ、そのたびに作業は停滞。そして最高速度まで加速するのに毎度時間がかかる。最高速度まで出たぞ!と思ったらまたストップ。はっきり言ってストレスしかたまらない。
こういった悲劇はなぜ起こるか
私はこういった「集中できない作業環境」をつくるのは上司の無知だと思っている。もちろん個々人の努力は必要だが、こと「集中できる作業環境」に関しては上司と企業の全面的な理解とバックアップが必要不可欠だからだ。よくあるでしょう「会議が無駄に多い会社」や「電話は下の者が取れ!」という会社。私はそれは違うと思うのよね。上司や企業は作業者に対して高速道路を整備して提供する立場であり、作業者は作業にのみ没頭・集中することこそが企業の価値を生むと考えるから。
たった10分、されど10分
集中力とはとてもデリケートなものなんですよ。しかしながら多くの人間がそれを知らない。「たった5分~10分の会議」が集中力の持続に大きな影を落とすことを知らんのじゃボケー!!!この場合、「10分間作業を中断する」わけじゃない。100km/hで走ってる車を急ブレーキで0km/hに止める行為と同義なのだ。つまりは、止まったらまた加速して最高速度まで出すのに時間がかかるってこと!!それを理解すれボケー!!!
一般道を走ると燃費も悪いです
自動車が一般道を走ると燃費が悪いのと同様で、走って止まってを繰り返すような作業環境の場合、物凄く疲れるし作業が思いの外すすまない。そして当然のことながらストップアンドゴーを繰り返すわけだからストレス(負荷)が半端ない。結果としてモチベーションや集中力の低下を招き、最高速度を出せなくなってしまう。それはいくない!!
解決策
こういう職場では多くの場合、上司や企業に期待できない。まずは辞める事が最善。あとは無視。会議とか無視。電話とか無視。メールの回答は全部あとまわし。私はそういうのが多かったかな。価値があると判断した会議以外に出ない。会議にでることの必要性を上司に説明させる。電話対応は全部折り返しで対応する。など、可能な限り最高速度で継続して走り続ける環境のことのみを考える。
作業環境をつくるのもプロの仕事のひとつではあります。私は過去にとても素晴らしい模範とすべき上司の方がいらっしゃいまして、その方は私が最高速度を常に出せるように作業の振り方やコミュニケーションなど細部にわたるまで気づかってくれてました。あの職場は本当に働きやすかった。いつもエロサイトばっかり見ててほんとすいませんでしたS藤さん。今振り返ってみても過去一番作業に没頭できた職場でした。
ということで上司の方も、作業者の方も、ぜひ高速道路を走れるように心がけたらいいと思います!
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