和田憲幸のブログ

売るか、売らないかの見極めはちょっと難しい。多くのユーザに使ってほしいときは基本的に売らない。
しかし、明らかに利用する事によって確実に恩恵を与える事ができるならば絶対に私は売るだろう。

つまり、私のひとつの答えは業務支援であり、業務の合理化。時間短縮による合理化はコスト削減を実感しやすい上に、費用対効果が見えやすいから。ということで、塩漬けにしていた「見積り管理システム」と「taskRequest」を組み合わせて見積書・発注書・請求書・納品書を発行するためのOrderManageというのを作ってみました。
※メールアドレス demo@synck.com 、 パスワード demo でログインできます。

この見積り管理の歴史は長い。私が無職になって一番最初に手を付けたのが確かコレだった。それまではEXCELやIllustratorで見積書をつくっており、いろいろ面倒だったのだ。前職でもEXCELだった。EXCELの関連付けで予算や実績をやらされてたんだぜ？信じられるかい？

EXCELで見積書の嫌なところ

まずダサい。「あ～これEXCELだねぇ」というのが一発でわかる。とにかく見た目がダサい。あと集計や統計を取りづらい。バージョン管理がシンドイ。ファイルが分散しがち。などなどEXCELで会計なんてやるもんじゃねっすよ。と、私はまず思っていた。

Illustratorで見積書の嫌なところ

和田クラスになると見積書にも見た目は気を配りたい。フォントとか綺麗に出したい。そういう心意気のある男だ私は。なのでIllustratorでも作ってみたりした。しかし、計算がメンドクサイ。ファイルの管理が煩雑になる。集計とかできるはずもなく。見た目はいいけどいろいろ不便。という結論に達した。

ということで、まず無職になって初めてやるべきは見積管理（売上管理含む）だろ。ということで作ったのが見積書発行管理だった。ちなみに私は今でもこれを使っている。自分用に作ったのでスゴく便利です。思いの外、「これ使いたい」という声が多かったので未完のまま放出して放置していました。

そして、先日久々に思い出したtaskRequestと組み合わせて簡単な受注管理のWebアプリケーションに仕上げたというわけです。ちなみに、なにかオモシロイ機能が無いかなと考えてみたんですよ。

クレジット決済と連動してみた

これ、なかなか面白くないスカね。発行した請求書と連動するPayPal決済用のURLを発行して、PayPalで決済されるとシステム上で自動的に受領になるの。便利じゃね？これ便利じゃね？高額決済には向かないけど、小額決済が多いデザインワークとか、DTPとかWebとかで請求にクレジット決済を手軽に導入できたら、しかもそれが売上管理と連動していたら結構便利だと思うのよね。すでにそういうのありそうだけど。

と、いうことで近々たぶん発売します。欲しい人はぜひ買ってください。あの時、メールフォームプロにPayPal決済をつけようなんて思わなければ、コイツは完成しなかったんだろう。本当に過去の自分は世界中の誰よりも偉大で頼れるやつだってばよ！！