和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

ソーシャルは軽い

あらためて思ったがFacebookやtwitterの繋がりは軽い。

2011-09-03 03:54:05
入力時間 / 14:49

これはFacebookやtwitter自体の問題というよりは、日本と諸外国の国民性の違いと言ったほうが良いかもしれない。気軽に「友達」になる感覚とでも言うのかな。というような話。

Facebookの「友達」にたぶんマジで私の友達は片手で数えられる程度しかいない。ましてや「友達かも」に友達がでてきた事なんてただの一度もない・・・。ナンボほど友達少ないねんという話ですが。基本的に受け専なので「友達」とやらは勝手に増えていっているが、実際に知ってる人がほとんど居ないという状況に変わりわない。これは空虚だなぁとしみじみ。少なくとも私にとってはね。

知らない人の近況がアップデートされ、知らない人からイベントの招待が届く。当然興味など無いのでそれらの表示を非表示にしたり、イベントを招待してくる人を削除したり。私にとってのFacebookとはそんな存在。「繋がり」というものが極めて軽いという印象だ。その「軽さ」を否定するつもりはない。その軽さがシェアを伸ばしてきた要素であることに疑いの余地は無いからね。しかし私にはやはり空虚に映る。

公開当初のmixiはもっと繋がりが重かった気がする。これはインターネット上でのコミュニケーション(極めてプライベートな側面を含むという意味で)というものがまだ表立って盛んでは無かった時代の話だからというのもあるだろう。しかし、「足あと」というシステムはインターネット上での軽快さ、フットワークを鈍らせるひとつの試金石としての意味合いが強かったように感じる。それが意図されたものかどうかはさておき、少なくとも現実の人付き合いに近い要素ではあった。

そして今mixiはそういった要素を排除し、より軽い人付き合いの促進を始めたようだ。元来人付き合いが決して得意ではない私にとってはどうでも良いことだが、これから先の社会での人間関係はもっともっと「軽く」なっていくのだろうか。

今の時代、ソーシャル、ソーシャルとみなさんそうおっしゃる。
クラウド、クラウドとバズワードに踊らされていたらそのうち痛い目くらうど。
まぁこれが言いたかっただけなんだけどね。

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